一般事業主行動計画
(次世代育成支援対策推進法・次世代育成支援対策推進法に基づく)
当社では、従業員が安心して働ける環境を整えるために「一般事業主行動計画」を策定しました。
育児休業の取得促進、柔軟な働き方の推進、女性活躍の支援などに取り組み、働きやすい職場づくりを目指します。
1. 計画期間
2024年3月1日 ~ 2030年2月28日(5年間)
2. 目的
- すべての従業員が安心してキャリアを形成できる環境の整備
- 女性および次世代の管理者候補を含む多様な人材の活躍促進
- 育児・介護と仕事の両立を支援し、柔軟な働き方の実現
- 有給休暇の取得促進によるワークライフバランスの向上
- 職場と家庭の両方において、男女がともに貢献できる職場風土の醸成
3. 具体的施策
目標1:すべての従業員が安心してキャリアを形成できる環境の実現により、従業員満足度の向上を図る
- キャリア情報の整備と提供
- 社内ポータルサイトやキャリア相談窓口を活用し、必要に応じてキャリア形成に関する情報を提供。
- 従業員がキャリアの選択肢を理解し、適切な進路を描けるよう支援する。
- キャリア支援プログラムの実施
- ワークショップ、セミナー、個別カウンセリングを通じ、従業員が自己成長できる機会を提供。
- 若手社員向けの「キャリアアップ研修」、中堅社員向けの「リーダーシップ強化研修」など、階層別研修を充実。
- 職場と家庭の両立支援および男女共同参画の推進
- 男女ともに家庭と仕事を両立できる職場環境づくりを推進し、家庭責任を負う従業員のキャリア形成を支援する。
- 男性の育児・介護への積極的な関与を促進するため、休暇取得の奨励や社内での成功事例の共有を実施する。
- 育児・介護に関する負担を男女がともに担える風土を醸成し、従業員が安心してライフイベントを迎えられる環境を整備する。
目標2:女性管理職の比率を40%以上に維持する
- 適正な人材登用による管理職比率の維持
- 現在50%の女性管理職比率を適正なバランスで維持し、40%以上を確保する。
- 管理職登用の公平性を保ちつつ、業務特性や人材育成状況に応じた登用を行う。
- 女性リーダー育成プログラムの強化
- 女性向けリーダーシップ研修の開催。
- メンター制度や社外のコーチングプログラムを活用し、管理職候補者を育成。
- 次世代管理者候補の育成
- 若手社員を対象にリーダーシップ研修を実施し、早期から管理職候補の能力開発を促進。
- 社内プロジェクトリーダーとしての経験を積む機会を提供し、管理職へのキャリアパスを明確にする。
- 管理職登用の適正化
- 各部門の状況を考慮しながら、男女を問わず適正な登用が行われるよう管理職登用基準を見直し。
- 登用後の支援体制を強化し、働きやすい環境を提供。
目標3:育児・介護と仕事を両立できる職場環境を整備する
- 柔軟な勤務制度の拡充
- 育児・介護と仕事の両立を支援するため、業務内容や部署の特性に応じて、フレックスタイム制・時短勤務制度・在宅勤務制度の利用を促進する。
- 制度の適用が難しい部署に対しては、業務の分担や効率化を検討し、可能な範囲で柔軟な働き方を支援する。
- 復職支援のための相談対応
- 育児・介護休業からの円滑な復職をサポートするため、復職前の相談機会を設け、業務内容や働き方について調整を行う。
- 育児・介護休業取得者が職場にスムーズに戻れるよう、キャリア相談や業務調整の仕組みを整備。
- 従業員向け情報提供の強化
- 育休や介護休暇についての分かりやすい説明ポータルサイトを作成し、全従業員が必要な情報にアクセスできる環境を整備する。
- ポータルサイトを通じて、育休や介護休暇の取得手続き、利用可能な制度、申請方法などを明確にし、従業員がスムーズに活用できるよう支援する。
目標4:有給休暇の取得促進を図る
- 計画的な取得推進
- 会社全体で有給休暇の計画的な取得を推進し、取得率向上を図る。
- 繁忙期と閑散期の取得バランスを考慮し、業務に支障のない範囲での取得を促進。
- 取得状況の可視化と改善
- 各部署ごとの有給取得状況を確認し、取得率が低い部門には改善策を講じる。
- 取得しやすい環境を作るため、管理職に対する意識改革や指導を実施。
- 有給休暇取得に関する啓蒙活動
- 社内広報を通じて、有給休暇の重要性や取得促進に関する情報を発信。
- 上司や同僚とのコミュニケーションを円滑にし、取得しやすい職場文化を醸成。