お休み中

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

夏休みにはいっている私です。

こういう長期?の休みってすぐに終わってしまう気がします。

休みの日でもやらなくてはいけないこともあるのですが、たまには現実逃避・・・と、何もしないで過ごしています。

さて、お盆で帰省やら友人と会うやらで生活リズムが乱れがちになります。

特に夜遅くまで起きていて、昼過ぎまで寝るといったパターンになりがちです。

何度も書いていますが、昼過ぎまで寝るといったパターンは休み明けにきつくなります。

どうしても遅く起きたい人は、いつも起きているいる時間から2時間遅いくらいにしておきましょう。

私の場合、普段はもう少し遅くまで寝たいとウダウダしていることが多いのですが、休みの日になると目覚まし時計なしでいつもの起床時間に起きています・・・。

うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は 浦和すずのきクリニックの受付、 または電話048-845-5566で「カウンセリングの予約」をして下さい。
他の病院に通院中の方、どこにも通院されていない方でもカウンセリングは受けられます


ストレスと白髪

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

ものすご~く悩んだ次の日に、ふと鏡をみたら髪が真っ白になっていた。

こんなことが本当にあるでしょうか?

まずありません。

ストレスと白髪については関連性が指摘されてはいましたが、いまだ賛否両論です。

最近の論文なんかではストレスと白髪についての科学的根拠はないといっているのもあります。

白髪との関連性について私は専門ではないので論じることはできないのですが、少なくともいきなり次の日に髪が真っ白になることはないといえるでしょう。

またストレスがあったときに白髪が増えてきたからといって、それがストレスによるものとは限りません。

普通に歳をとった証拠である確立の方が高そうです。

ただしストレスが増えたときに白髪を発見すると、人はストレスのせいにしたがるような気がします。

それほど人はストレスをいつも感じているということかもしれません。

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気になる看板

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

街中を歩いていたら、ふと気になった看板のフレーズ。

「病気の80%は〇〇が原因です」

というものがあり、その〇〇を治せばその病気が治るといったもの。

私はこういうものを見る裏を取りたくなります。

患者さんに聞かれたときに知っている限りこたえられるようにしたいからです。

「ホントでしょうね」と明らかに怪しくても一応調べます。

調べるとそんな科学的根拠はもちろんありませんでした。

これは体の病気に限ったことではありません。

「心の病気のほとんどは〇〇が原因です」

というフレーズがあったら注意です。

心の病気が一つの原因によって起こるわけではありません。

そもそも心の病気は原因がわからないものがほとんです。

よって、そのようなフレーズはウソの可能性が高いでしょう。

原因を決めつけるようなフレーズをみたら注意してくださいね。

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ストレスサインを見逃さない

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

ストレスマネジメントのひとつに注意サインを知る、というものがあります。

ストレスがたまってきたときに出やすい症状をチェックしておくのです。。

気分が憂うつになる、が代表的でしょう。

その他はというと・・・

・めまい、頭痛、肩こり、腰痛、食欲がない、だるい、などの身体症状
・寝つきがわるい、朝早くおきる、途中で何度も起きるなどの睡眠障害
・物事が決められなくなる、記憶力の低下、イライラ、優先順位が決められない、など。

自分自身はどんな症状が出てきやすいのでしょうか?

初期症状をチェックすることは大事です。

知らず知らずのうちに無理をしている可能性があります。

自分で気づきにくいときは家族や周囲に自分の注意サインを知らせておくとよいかもしれません。

初期症状をチェックして、症状が出てきたら無理をしない、早めに治療に行くなど、対策を立てるようにしてください。

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お盆のカウンセリングについて

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

お盆の営業について問い合わせが多いのでお知らせです。

お盆はクリニックの方は通常診療しております。

ただカウンセリングは13~15日の間お休みとなります。

前後は込み合いますので、ご希望の方はお早めにご予約ください。

よろしくお願いしします。

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周囲に強迫性障害かなという人がいたら

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

以前に書いたことありますが、強迫性障害にかかっている人は2~3%と言われています。

つまり100人中2~3人はいるということです。

みなさんの知り合いの中にもだいたい一人くらいはいる可能性はあるでしょう。

「手洗いとか確認とかの強迫症状じゃないから自分のような人は珍しいのでは?」

と思っていても、それほど珍しいことでもなかったりします。

これだけ強迫性障害の人がいますが、多分治療につながっている人は少ないと思います。

「以前から確認癖があったけれど、それがどんどんエスカレートしてきた」という人がいるように、「自分の性格」として思っており、苦しいけれど「こんなもんだ」とすましている人がたくさんいるような気がします。

それで治療にはいるまで数年~10数年たってしまいます。

早めはやめの治療が大事です。

周囲に強迫性障害かなぁと思うかたがいたら、様子を見て薬物療法や行動療法などの治療をすすめてみてください。

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家族のせいにすると・・・

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

家族療法って聞いたことあります?

よくある誤解が「家族が問題だから家族を治すのが家族療法」というもの。

これは違います。

困りごとを家族のせいにしたり、家族の「病理」というものを想定してそれを治すというのは家族療法ではないのです。

どうしても家族のせいにしたくなります。
そんな情報が書籍やインターネットに流れていますし。

家族のせいにしてしまうと「こうなったのは親のせい」「その親もまた、親からそのような扱いを・・・」という悪者探しの連鎖になります。
家族のせいにすると少しは楽になるかもしれません。
しかし「今後どうしたらいいの?」という問いには答えられず、苦しみは続くでしょう。

「家族とともに治療していく、一緒にどうすればよいか考えていく」というのが家族療法の基本です。

「この状況をなんとかしたい」と思ったら「これからどうしたらよいか?」を中心に考えていきましょう。

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スポーツ選手と摂食障害

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

ロンドンオリンピックを見ています?

選手の皆さんすごいですよね。

心身共に普段から鍛えているんですから。

かなりストイックに鍛えているんでしょう。

しかし、スポーツ選手と心の病との関連もあると指摘されています。

その一つは摂食障害。

摂食障害になりやすいスポーツとして
・体重制限のあるようなスポーツ(柔道、ボクシングなど)、
・スリムな方がよいと思われているスポーツ(中距離走者など)、
・見た目が重視されていると思われるスポーツ(体操、フィギュアなど)などがあげられています。

痩せる方が良いと正当化されることがありますが、過度の体重制限から摂食障害になり、集中力低下、気分の落ち込みによる自身の低下など、スポーツで大切なメンタル面の悪化につながります。

あれだけ強いメンタルをもっていると思われるスポーツ選手も、摂食障害になりやすいのです。

ですから過度な食事制限、やせなくてはいけないというプレッシャーをかけることは、非常に危険なのできをつけましょう。

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大人のイジメ

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

最近子どものイジメについて話題になっていますね。

道徳教育やら云々とマスコミで対応について語られています。

しかし、イジメの問題は子どもだけの問題ではありません。

大人のイジメもかなりの問題となっています。

大人のイジメは職場などではパワーハラスメントという用語で表されることがあります。

ある調査によると、職場でのイジメで多いのが言葉によるものだそうです。

「使えない」
「能無し」
と言ったり、嫌味や人格否定するようなことを皆のいる前でいったり、厳しすぎる指導、というものです。

言葉以外ですと、無視、違法なことをやらせる、脅迫行為などがあるようです。

これが続くことによってうつ病を発症してしまうことが多々あります。

パワハラをしている側はそのような認識は低いような気がします。
「ただ指導をしただけだった」と。

パワハラされた側はなかなか相談できない。

上司に相談しても「あなたにも悪いところがあるんじゃないの?」「子どもの頃叱られてこなかったんでしょ」っていわれる。

さらに追い詰められていく・・・というパターン。

これって今騒がれている子どものイジメと同じですよね。

子どもの教育の仕方云々がいわれていますが、大人も結局同じことをしている人が多いのです。

イジメは子どもだけでなく、大人も含めて社会全体で対策していかなくてはいけませんね。

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どんな方法が治療効果が認められているのか

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

心理学とは関係のない知人のから
「心理学でいわれていることって、きちんと科学的証明されていることなんでしょ」
と聞かれたことが最近何度かありました。

「そんなことはないよ。有名な理論でも全く科学的に根拠のないものもたくさんあるよ」
と言うとびっくりされます。

私が言うのもなんですが、結構いい加減な理屈だなぁって思うものってたくさんあります。

カウンセリングの方法についても何もしない場合と比べて効果がある方法というのはごくごく一部です。

研究・調査で「○○%の人に効果がありましたよ」と言われているカウンセリングを受けていない人が日本ではほとんどだと思います。

要は効果があるかどうか証明されていない○○療法というものがたくさんあるわけです。

これは一般の人はあまり知られていないことでしょう。

ではどんなものが科学的根拠があるのか。

科学的根拠のある方法として、例えばうつ病なら
・認知行動療法
・対人関係療法
・問題解決療法
などがあげられます。

他にもありますが、例としてアメリカ心理学会のここを参考にしてみてもよいかもしれません。

どんな心の病気に対して、どの方法が研究結果として効果が出ているかわかります。

科学的根拠がない方法は受ける必要がないとはいいません。

役に立つことも多々あります。

しかし、科学的根拠がある方法を求めている人もいるでしょう。
そのような人はどのカウンセリング方法が効果が認められているか、吟味してからカウンセラー選びをしてもよいかもしれませんね。

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