病院が近くにないと不安 パニックの人の年末年始の過ごし方

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

年末年始のような大型連休は病院が休みになるところが多いです。
ちなみにうちのクリニックの平成26年度休みは12月30~1月4日まで。
パニック障害の人は怖くなっていませんか?

「病院が休みになるから体調が悪くなったらどうしよう」って。
そんな人は病院がない場所を恐れて遠出をしません
仮に遠出するにしても病院をチェックしてからいきます。
病院依存です。

そのようになっている人はパニックが良くなっていません。
きちんと治っていなくてもいいやって人以外は病院がない場所でも大丈夫になるようにしていきましょう。

まずは症状がでても大丈夫と思えるようになっていく練習が必要です。
薬を服用する以外の対処を知らない人は是非覚えておいてほしいところです。

その後は行きたいところに自由にいってみましょう。
病院があるかどうかなど安心探しをやめるのがコツです。

「この人がいるから安心」「薬をもっているから安心」「いざとなればすぐに帰ることができるから安心」とか。
安心探しをしていることは、それがないとダメということ。
不安場面に挑戦しても克服できない要因となり、症状を悪化させます。

病院のない離島なんか行くのはどうですかね。
パニック障害限定の離島ツアーなんかあったらとっても治療的かも。
飛行機のって、病院のないところで合宿とか。
そんな企画ないかなぁ。

うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は浦和すずのきクリニックの受付、 または電話048-845-5566で「カウンセリングの予約」をして下さい。
他の病院に通院中の方、どこにも通院されていない方でもカウンセリングは受けられます。


人目を気にしないって本当に良いことなの?

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

よく「人の目なんか気にしないようにしましょう」と言われています。
そもそも、人の目を気にしないということはどういうことでしょうか?
本当に人目を気にしないことは良いことなのでしょうか?

私はよく「人目を気にしない人だよね」といわれます。
実際は人目を気にしている、ものすご~く繊細な人間だと思っているのですが・・・。

この認識のギャップを埋めなければ。
そんなワケでどういうのを「人の目をきにしない」と人は感じるのか、職場の人に聞いてみました。

質問:「私のどんなところが人を気にしていない思われるのでしょうか?」

まずはAさん。後ろ姿なんで写真はわかりにくいです。
IMG_0721.jpg

Aさん:院長や○○さん(管理職)に結構意見を言うところですかね。

なるほど・・・メモメモ

Aさん:あ、なんか悪いこといっちゃいましたか?すみません。

え?なんか悪い意味でいってるんですか?

Aさん:いやーあのー、そういうことでもないんですけど・・・。

う~ん、ポジティブのか、ネガティブな印象なのか微妙ですねぇ。

次はBさん。管理職の方です。
IMG_0719.jpg

Bさん:君さぁ、気が利かないんだよね。○○もそうだし、○○の時もそうだし。君に親切にしてあげても良いことないんだよね。やってほしい仕事やってくれないしさぁ、それと・・・

:え・・・それって人目を気にしていないところというより、私に対する不満では・・・?

Bさん:イヤ!違う。これは人目をきにしていない事実だ。他の人にも聞いてみなよ。だいたい君は・・・

:・・・(収集がつくまで沈黙。次の話題にうつる)

猫に小判、馬の耳に念仏、鈴木に説教。
まぁ、こんな風に思っているから人目を気にしないって思われているのかな。

あとはこんな意見
・お世辞を言わない
・会社員なんだから少しは媚びないと
・人に合わせない
・鈴木さんは人目を気にしてないようにはみえませんよ(ハゲシク同意しました)

とまぁ、こんな結果に。

今回は私への意見ですが、一般的に人目を気にしないってことは「不満に思っていてもフツウはこうするでしょ」という価値観とは逆のことをすることとも言えるようです。
だから人目を気にしない行動っていうのは、当然ネガティブな印象にもなるわけです。
私は「人から悪く思われても良い」とは思っていません。
すっごく良い人に見られたい!
「そうは見えませんけど」って言われますが。

それ以上にココロが自由で健康になること優先しています。
・納得いかないこと・どうにもならないことは流す(考えても解決しないから)
・他人の考えを変えてやろうと思わない
・嫌な人とは極力付き合わない
・社交辞令は面倒なので言わない
・好きな人、楽しそうな人とつき合う
・弱いところ、できないところはどんどん見せる(しょーもないプライドもっても仕方がないので)
こんな感じなので気にはしているけれど、そのように見えないのでしょう。

無理して「常識」に合わせたって、つらくなるだけ。
人生は有限です。
私にとって人の目を気にして不自由になる時間はもったいなくて仕方がない。
やりたいことたくさん!っという人間ではありませんが、どうせだったらラクに楽しく生きたい。
年齢を重ねるにつれこんな考えになってきました。

何がココロが自由で健康かは人によります。

今回の意見を逆にすると
・上の人間に意見は言わない
・周囲の人間に合わせる
・お世辞も含め多少は媚びる
・顔色を気にして相手が望むことを文句なくやる

を、「これはするもんでしょ」と多くの人は思っているワケです。

こういう生き方って無難です。
波風は起こりにくく、そういう意味ではラクかもしれません。
ただ別のところで精神的につらくなることもあります。

人目を気にしても、しなくてもメリット・デメリットはあるわけです。
どっちが良いともいえません。

ただ、自分がココロが不自由でつらいと思ったらどっちかに偏っているのかもしれません。
そんな時はもうちょっとラクに生きる方法を選択した方がよいかも。
人がどのように考えているかは、自分の思い込みのことが多いですよ。

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予期不安が強くなる理由 対人恐怖・社交不安編

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

人前で話すのが不安。
そんな人は「人前で話したらあがってしまうのではないか」と、これから起こることを考えて不安になります。
予期不安って言われています。
対人恐怖の人の他にパニック障害の人にも良よくあります。

予期不安が強いと、本番の数日前から不安になります。
不安はどんどん強くなるので人前で話すことを回避することも。
話すことを回避すると安心しますが、苦手意識は強くなる一方です。

予期不安が強い人には2つの共通点があります。

一つ目はリハーサルをやりすぎていること。
「本番でこう話そう」と話すことをリハーサルしすぎると不安は強くなります。
リハーサルしている間は不安ことを考えてますからね。
またリハーサル通りにすることばかりを考えるので融通は利きません。
話すことに慣れることは少ないでしょう。

二つ目は対処法を考えすぎていること。
緊張したらこうしよう、不安にならないように下を向こう、とか。
本やインターネットで対処法を調べてばかりいません?
「人前で緊張しない方法」を検索するとか。
調べるのに何時間と使っている。
対処法を考える続けることも不安なことを考え続けることになるので、不安は強くなります。

リハーサルも対処法を考えることも必ずしも悪いわけではありません。
しかし、やりすぎると不安を増大させるだけ。
ある程度考えたら、考え続けるような行為はやめましょう。

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過食症の治療でやれると良いこと-食事記録について

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

過食症の治療についてはこのブログで認知行動療法的なノウハウを書いています。

その中でも比較的重要なことは食事の記録です。
いつ、どれくらい過食をしているか、きっかけは何か、どのようになっていったかを把握するために記録を書いてもらとよいことがあります。

記録をすることで過食したものや、量、きっかけが、客観的にわかります。
客観的にわかることで、何が悪循環になっているのか、具体的にどうしたらよいのか、を考えやすくなるのです。
あと少数ですが、記録をしていくだけで過食が収まる人もいます。
多少意識するようになるからですかね。

よく記録してもらうのは以下の項目。
・いつ食事をしたか
・何をどれくらい食べたかをざっくり
・過食や下剤を使ったタイミング
・体重を量ったタイミング
・過食をしたきっかっけや気持ちを日記のように書く

書いてきてもらったものを元に、カウンセリングで何をどうしていったらよいかを話し合います。
話し合った対策をやってみて、次のカウンセリングでどうだったかを報告してもらい、また対策を考える、をやっていきます。

人によっては記録を書いていると、過食している自分に意識がむくので余計イライラして落ち込む人もいます。
それは短期間で改善するのでがんばって続けましょう。

記録は少し面倒なので過食症のお子さんを親が無理やり連れてくるっというパターンの場合は難しくなります。
あと痩せれば過食症がなんとなかると思っている人も。
まず良くしていこうという気持ちを大きくしていくことから始めた方がよいかもしれません。

治すのに楽でおいしい方法はないのが良くわかっていて、やるしかないかなぁって人向きかも。

記録がなくても治療ができないワケではありません。
ただあると便利なので過食症の治療希望の方は記録をつける心持ちがあるとよいですね。

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心理学を利用して政権をとれる!?選挙結果を見る時のポイントとは?

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

選挙日です。
投票所に最初に並んでいる人は投票箱がカラかどうかを確認する役割があるんです。
一度はやってみたい!と思い6時45分に到着。
そしたら・・・先着が・・・。
ライバルは高齢者かと思っていたら、iPhoneで音楽を聞いている若いお兄さん。
遅かったか・・・と思っていたら、最初の二人が投票箱を確認とのこと。
早起きしたことがむくわれました。
投票箱の確認って結構テキトーで、中途半端に見せてハイ、おしまいって感じでした。
う~ん、これでいいものだろうか。

投票箱にいれるくらいは一番になりたい!と思い、一番に投票用紙を投入。
くだらないことで自己満足を得ています。

選挙いきましたか?
どんな基準で投票する候補者を決めました?

政策を見て決めるって人もいますよね。
しかし、政策で決めているのではなく、外見で決めているかもしれませんよ。
イヤイヤ、そんなハズはないって思っていませんか?

心理学の研究では外見が魅力的な人はそうでない人より票を獲得しやすいという結果が多数あります。
しかも投票した人は外見は影響していない、と話すそうです。
つまり、自分は意識していなくても影響を受けているのです。
「私の好みでないし」って思っていても。

ハロー効果といって、一つ良いところがあると他の部分も良く見えるってやつです。
政策が良いから支持するのではなく、外見が良いから政策が良く見えているのかもしれません。
問題点があっても「それはあるかもしれないけど・・・でも・・・」と良いところを探します。

ちなみに外見の良さについては例外あります。
競争相手であった場合は、印象が悪化するとのこと。
恋敵の外見がよかった場合とか。

政治に限らず何か思い当たることはありませんか?
同じ問題をおこしても、この人は擁護されるのに、この人にはきついとか。
・・・といっても意識的にはわからないので思い当たらないことが多いかもしれません。

もともとの支持政党がある人は別ですが、政策などで決めていると思っている人は影響を受けているかもしれません。
まぁ、外見は関係なく当選している人もいますけど(すみません)。

美男美女ばかりの候補者を集めたら政権とれるかもしれないってことか。

選挙速報を見る時は当選した人と落選した人の外見の魅力を比較してみると新しい選挙の一面がみられるかも!?

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浪費グセがある人が注意したい4つのポイント

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

ついお金を使いすぎてしまう。
年末年始っってお金がかかります。
クリスマス、正月、バーゲン。
お金がいくらあっても足りません。

特に借金してしまうクセがある人は気をつけなければなりません。
今回は浪費グセのある人が注意したいポイントについてです。

①クレジットカードや電子マネーで払わない
クレジットカード払いは便利です。ネットで簡単に買えますし、現金を持ち歩かなく良いから。
しかし、クレジットカードで買うと浪費が多くなることがわかっています。
「払った」感覚が薄いようです。
浪費グセのある人は現金払いをするようにし、クレジットカードはもたないようにしましょう。
「カードはポイントがたまるしそっちの方が得でしょ」って思った人。
ポイント以上にクレジットカードには浪費の魔力あることを忘れずに。

②分割払いをしない
クレジットカードと理由は同じです。
高いお金を払っている感覚がなくなります。
分割払いしなくては買えないようなものは買ってはいけません。

③不安や恐怖が強いときに買い物をするのをやめる
自分の死について考えた後、浪費をしやすいことが研究で示されています。
死亡の他に「ガンになる」「将来へどうなるんだろうか」等、不安をあおる情報を聞いたり考えたりした後も同じようです。
悲惨なニュースのあとのCMで出てきたものを買いたくなる傾向があります。
夜に悲しいニュースを見た後、ネットで買い物にしてませんか?
ストレス発散のために買い物は逆にストレスをためることがわかっていますので気をつけましょう。

④買いたくなってもすぐには買わない
浪費する人は計画的に買うことが苦手です。
「今だけお得」「期間限定」の文字を見るとついつい買ってしまいます。
買いたくなったら、数日間考えてから買いましょう。

浪費グセのある人はすぐには直りません
長い期間かけて、浪費しないクセをつけていくことが必要となります。

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ものを捨てられない-収集癖の治療法とは?

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

あなたは掃除をしていて、使っていないものをバッサリ捨てられます?
「いつか必要になるのでは」と考え捨てられない。ごみ屋敷のようになっている。
そんな人は強迫性障害かもしれません。

収集癖や溜め込み強迫などと言われています。
たとえば自宅にある雑誌を
「いつか読むのでは」
「2度と読むことができない」
「重要なことが書いてあるかもしれない」

と考え捨てられません。

もちろん雑誌に限らず、さまざまなものに対して
「2度と出会えない」
と思うと捨てられなくなります。

持ち帰ったものをデータに残す人が多く、カメラやパソコンのデータを削除できない。
道においているゴミみたいなものも気になって持ち帰る。
いらない書類、おもちゃ、壊れた物、なんでもとっておきます。
そうしているうちに家中が物であふれかえって、人によっては足の踏み場がないくらいまでなります。

コレクターとの違いは強迫の人は好きで集めているわけではないこと、生活に支障があることです。

収集癖の治療の中心は「自分」で捨てる練習をすること。
誰かが部屋を片付けても無意味です。
また集めだすだけ。

捨てやすいものからで良いので捨てていきましょう。
捨てようとすると「捨てたら2度と会えなくなって後悔するかも」って考えてしまうかもしれません。
「あとで買えば大丈夫」なんて思ってはいけません。
惜しみながら捨てましょう。
周囲の人も「大丈夫だから」なんて安心させてはいけません。
「こりゃ、貴重だ!」なんて言ってあげましょう。

すご~く、嫌な感覚になってくると思います。
そこでがんばって捨てていくと、嫌な感覚に慣れてきます。
そうすると今まで気になっていたものが気にならなくなります。

12月で大掃除する人は良い練習の機会になりますよ。

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批判されたらどう考えれば良いか?

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

愛の反対は憎しみではなく無関心です
マザーテレサ

ちょっと前のブログでも書きましたが、怒っている人が嫌なのは反論されることでなく流されること。
批判、反論すらされなくなると存在すら否定されたようになるかもしれません。

このブログも批判されることもあります。
治療的に根拠がない、悪影響なこともあるってことがある治療法を書いている記事は特に。
科学的根拠のないことは本当ですが、やはりそういうことをやっている人にとっては指摘されると気になるもの。

その度に私は思います。

「そんなに私のことが気になるのね」
「私の意見に関心があってたまらないのね」

かわいいものです。

き~!っとイライラしたり、にくたらしい~!って感じているときは気になっていること。
おかげでアクセス数も伸びます。

批判っていうのはその人の価値観が見えます。
「自分の意見をきいてくれ~」って。
無視ができないくらい気になっているわけです。

私は自分の意見に誰も耳を傾けてくれないことが一番つらいのです。

そう思うと批判された時の感じ方がちょっと変わっていません?

ちなみに批判されたときは無視することが多いです。
反論するほど愛がありませんので・・・。

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逃げられない場所が苦手!パニックになったら気をつけること

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

パニック障害の人で混んでいる場所、逃げられない場所が怖いって人はクリスマスや正月などのイベントは大変です。
混んでいるとこばかりですからね。
逆にいえば治すチャンスでもあります。

今回は混んでいる場所に行った時どうすればよいのか?どんなことに気をつければよいのか?について。

先日、一度見てみたかったプロジェクションマッピングを見てきました。
たまたま抽選であたったため見られました。
私がやるとあたらないでいつも抽選は他人にやってもらいます。

IMG_1530_convert_20141204222238.jpg

日曜日であったこともあり、ものすごい人です。
座って見られる席にすわると、もう終わるまで出られません。

パニックの人は怖くありません?
人ごみ、ドキドキ、締め付けられる感じ、息苦しさ、逃げたくても逃げられない状況。
恐怖から逃げることばかり考えてしまう。
せっかくのプロジェクションマッピングに集中できません。

このような時は下手に不安を下げようとしてはいけません。
不安を下げることばかり考えると、体の嫌な感覚に注意が向きやすくなります。
そうするともっと不安は強くなるのです。

どうすればよいか?
体の嫌な感覚はとりあえずほっときましょう。
気が狂うことも、おかしくなることも、死ぬことも、コントロールできなくなることもありません。
そうしていくうちに嫌な感覚に慣れてきます。
何回か練習は必要ですが。

そして今起こっていることに注意を向けていきましょう。
プロジェクションマッピングなら、どんな映像なのか、どんな音がするのか、空気の冷たさ・暖かさは、などに細かく注意を向けていきます。よ~く、こまか~く、見たり、聞いたり、感じたりしてみてください。
嫌な感覚から気をそらすことが目的ではありません。
嫌な感覚がありながらも、ほかの感覚を感じとろうとすることが大事。
だから100%集中しなくても大丈夫だとしてみましょう。

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対人恐怖症の人が飲み会で注意するポイントとは?

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

対人恐怖症や社交不安障害の人が忘年会で気をつけたいことがあります。
飲み会シーズンで不安になっている人もいますよね。
タイプ別に気をつけてほしい点を挙げてみます。

赤面恐怖症の人、自分の表情や仕草が不快さを与える・自分のことを変に思っていると不安な人。
顔が赤くなるのが不安なので、とりあえず酒飲んで赤くなっちゃえ~!となりがち。
あと店の照明が暗い場所を選ぶ、正面に誰かが座らないような席にすわるなどして表情をごまかす人も。
ごまかしているうちは良くなりません。
そのままの自分を見せてみたらどうなるのかを試してみる必要があります。

・震えが怖い人
お酒を誰かに注ぐ時に震えを気にしがちです。
震えを止めようとしても無駄。もっと震えます。
酒でごまかしていると克服ができません。
思いきって震えながらお酌してみるととっても良くなる可能性があります。

・会話が不安な人
「自分のことをつまんない奴だと思っているに違いない」と思って無理に話そうと思うとドツボにはまります。
日常会話の9割をどーでも良いことです。
「次に何話そう」なんて考えながら話していると逆に会話に集中できません。
無理に面白い話をしようなんて思わなくてよいです。

3つのタイプには共通していることがあります。
人目が気になっているけれど、自分は人を見ていないってこと。
不安で注意が頭の中にいったり視線が下を向いたりしていますから。
そうするとどんどん自分の不安や妄想が広がってきます。
「他人はこんな風に思っているに違いない」って。

注意の方向が頭や緊張ではなく、人を見るなど外にいくと不安を受け流せるようになってきます。

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