強迫性障害は治らない?いいえ、何年悩んでいても治る可能性はあります

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

強迫性障害は認知行動療法が一番有効です。

ここでよくある質問

「病気になってから何年もたっています。長い間病気になっていると治りにくいのでしょうか」

答えはNOです。

強迫性障害の認知行動療法は何年、何十年と悩んでいる人でも有効であることがわかっています。
あんまり悩んでいた時間って関係ないのですよ。
あと、重症度が高くても有効です。
だから強迫性障害の人には希望をもってもらいたいですね。

そもそも認知行動療法にたどりつくまでに、ものすご~く時間がかかっている人の方が多いです。
病院を受診するまでに何年もかかり、薬を飲んでから何年もかかり、なかなか良くならなずやっとたどりつくって感じです。

ですから私のところにくる人は病気になってからだいたい数年~数十年たっています。
それでもやってもらえれば、良くなっています。
もっと早くきてもらえると、もっと早くよくなるので、強迫性障害であれば最初から認知行動療法を治療の選択肢に入れた方がよいです。

実際に30年間強迫性障害で悩んでいた方が良くなっていった事例をブログで書きました。
・30年強迫で悩んだけれど一ヶ月で克服

認知行動療法は不安に直面する方法なので、自分自身のやる気が必要です。
誰かにやらされてできるものではありません。
しかし、やる気さえあれば十分よくなっていく可能性はあります。

何年悩んでいても、あきらめずに治療していきましょう。

うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は浦和すずのきクリニックの受付、 または電話048-845-5566で「カウンセリングの予約」をして下さい。
他の病院に通院中の方、どこにも通院されていない方でもカウンセリングは受けられます。


恋愛して結婚までもっていく方法を心理学的に解説

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

6月と言えばジューンブライド。
結婚式が多くなります。

恋愛したい!結婚したい!って人もいますよね。
このブログでは、心理学的恋愛についての記事を何個か書いています。
バラバラになっていたので、ちょっとまとめてみました。
恋愛から結婚まで、成就させたい人は参考にしてください。

デートから破局・結婚まで心理学で解説

まずどうやったら、恋が生まれやすいのか?
恋愛に発展しやすいデートの場所、雑談の内容を書いています。
・クリスマスまでに恋人ができる方法
・なぜ堀北真希と山本耕史は恋に落ちたのか?これであなたの心も盛り上がる
・恋をしたければ沖縄であったかいスープを

外見や収入に自信がない?
多少、条件が悪いほうが魅力はアップするんですよ。
・心理学で考える 福山雅治よりモテるにはどうしたらよいか

駆け引きをやりすぎるとうまくいきません。
相手をじらそうとしている人は注意ですね。
じらしよりもギャップで勝負の方がよいかも。
・恋愛に「じらす」は必要か?

望みがない恋愛ならさっさと別れて次にいった方が良いでしょう。
感情的にはそんな割り切りは難しいかもしれませんが、引き際は大切。
本来自分が望んでいる方向に歩きだしましょう。
なぜ望みない恋愛をズルズル続けてしまうのか?

で、結婚までいきそうだ。
でも恋愛感情は微妙。
結婚してもいいの?って思ったらこちらの記事。
恋愛感情は微妙だけど結婚していいの?
結婚当初の恋愛感情は、うまくいくかどうかの指標にならないんです。
どんなに慎重に考えてもダメになるときはダメになります。
あとは勢いか。

それでも、せっかく結婚したら愛情があったほうがよいですよね。
気持ちを長続きさせる方法の一つがこれ。
カップルが愛情を長続きさせる方法

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パニック障害で予期不安がある人は対処法を考えるな

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

パニック障害の人は予期不安があります。
予期不安とは「パニック発作が起こるのではないか」という不安です。
電車に乗ろうとすると「電車で発作が起こったらどうしよう」とか。

人によっては「電車に乗ってしまえば大丈夫だけど、乗る前が怖い」っていう人もいるくらい予期不安は強力です。

予期不安はパニック障害を克服していけばあまり考えなくなります。
まずは不安なことに挑戦していき結果として予期不安も少なくなると考えましょう。

ただ人によっては予期不安をわざわざ強くするようなことをやっています。
これはやめておきましょう。
代表的なものが「事前に対処法を考えるすぎること」。

「電車にのったら、ここの場所にいって、これをやって、こういう対処をして・・・」
やるべきことを最終確認するくらいなら問題はありません。

しかし、しつこくやっていると不安は強くなるのです。
対処法をずっと考えてるってことは、不安なことをずっと考えていることになるから。
不安なことって永遠に出てくるし、頭で大丈夫だってわかっていたって怖いです。
対処法を考えたって安心なんかできません。
それどころか逆効果になります。

このため予期不安をマシにするためには対処法を考えすぎないことが大切です。
不安な場面に行くときは具体的な対処を確認する程度にしましょう。

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疲れているのに眠れないと思ったらやるべきこと

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

睡眠の質をあげるためには昼間動くことが大切です。
ずーっと家にいて何もしないで夜眠れないのは当然。

ですから昼間活動することがおススメです。

しかし活動して疲れていても眠れないことありませんか?
せっかく動いたのに眠れないとちょっとがっかりしますよね。

こんな時どうすればよいのでしょうか?

眠れなくてもそのまま活動量は増やしつづけるべし

活動して眠れないことがあっても、そのまま続けるべきです。
運動習慣のある人は睡眠の質が良くなる傾向はあります。
たった何回か眠れないことがあっただけで運動を止めてしまうと、もっと眠れなくなるでしょう。
悪循環の一つを断つものとして、日中の活動は継続することが必要です。
また不眠になっている人はウツっぽい人が多いです。
運動はうつにもよいですし、あーでもないこーでもないと解決しないことを考えるのを防いでくれるのでおススメです。

また眠れない原因は活動量一つだけではありません。
不眠になりやすい習慣が他にもあり影響している可能性があります。
例えば、眠れないのにベッドにいて数時間ゴロゴロするのはよくある不眠のもと。
こういう時は、ベッドから出て他のことをしていくとよいのです。
こちらによくある不眠の原因への対処方法について書いたのでご覧ください。
眠れない人が対処すべき6つのポイント

まとめ
睡眠を改善していくのは、生活習慣を変えるようなもの。
昼間の活動量を増やすのはその一つ。
短期的な結果を求めると、安易な方法に飛びつき、結果的に不眠に悩みます。
少なくとも2~3ヶ月は忍耐強く生活習慣を変えていきましょう。
上手くいかない時は相談しにきてくださいね。

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パンやケーキを食べても太りません

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

ケーキ、パン、ごはん、パスタ。
食べたいけど、太るのが怖くて食べられてないのでは?

過食症の人はよくあること。
食べたいものを我慢すれば、それが元に過食になります。
そして嘔吐してしまうと、過食嘔吐が止まらなくなります。

この問題にはどうしていけばよいのでしょうか?

太る食べ物はない

基本的には食べたいものを食べていけば良いのです。

「だから!それだと太るでしょ!」とツッコミたくなるでしょう。
そもそもこの考え方が間違っています。

太る食べ物はないのです

野菜の100キロカロリーとケーキの100キロカロリーは同じだから。
栄養分が違うにしろ、そこまで大きく体重に変化はありません。
どれくらいの量を食べるかどうかです。

食べた後にすぐ体重を量っているタイプはここで体重の変化があると、「ケーキで太ってしまったんだ」と勘違いしてしまいますけど。

どのダイエットでも甘いもの、脂肪、炭水化物を「悪だ~!」と決めつけています。
それを食べなくなると確かに痩せるでしょう。
しかし、それは今までとっていたカロリーを減らしたにすぎません。
パンやケーキを減らさなくたって、他の食べ物をを減らせばカロリーは落ちるので体重は減ります。

このため「甘いもの、炭水化物は太る」は間違いです。

食べたいものを我慢して過食嘔吐している方がカロリーは多いです。
吐いたってある程度はカロリー吸収されているので。

また夜食べても昼食べても、太る太らないはほとんど関係ありません。
・夜食べたら太る?そんな迷信はさっさと忘れましょう

いつ、何を食べるか?で太る太らないは決まりません。
どれくらい食べるか?なんです。

しかし、こんな風に理屈で説明しても過食症の人はケーキ食べたり、パン食べたりするのはやっぱり怖いですよね。
思い込みから解き放たれるためには時間と努力が必要です。
ほんの少量からで良いので、今まで避けてきたものを食べる練習をしましょう。

続けていくと怖さが薄れてきます。
自由に食べられるようになると、過食症が良くなってきますよ。

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うつ病だからマイナス思考になるんです

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

「几帳面でマジメな人がうつ病になりやすい」なんて昔は言われていました。
しかし、この説は否定されつつあります。

どんな人でもうつ病になる可能性があるから。
自分で「プラス思考だから大丈夫」「あんまり考えない性格」と思っていた人でもうつになっている人はたくさんいます。

急に家庭も仕事もうまくいかなくなり、周りから毎日のようにひどくいじめられ、孤独になり、誰とも接点がない。
こんな状況になると誰でもウツになりやすいでしょう。

また、ストレスが原因ではないウツもあります。
・ストレスが心の病気の原因ではないこともあるのです
こうなると性格とかあんまり関係なくなってきます。

マイナス思考だからウツになるのではなく、ウツになるからマイナス思考になると考えた方が良いです。
うつの時にプラスに考えようとしても「そう考えればいいのはわかるけどできない」ってなりません?
プラスになんか考えられないのがうつ病なので、できるわけないんですよ。
だから「マイナスに考える性格がダメだからウツになったんだ」なんて思う必要はありません。

カウンセラーしている私でもウツになる可能性は十分あります。
たくさん悩みありますからねー。
ホントに。
よく「悩みがあってもすぐ解決できそう」って言われまけど。
まぁ、できませんね。

じゃぁ、うつについては予防も対策も何もできないか?といえばそんなことはありません。
うつにならないための予防策や、うつになった時の対策をうつことはできます。
ストレスの環境を変えたり、うつがどんどん悪くならないような、考え方や行動の仕方をしたり。
うつになるとだいたい悪循環にはまっています。
マイナスに考える→やる気がなくなる→寝込む→考える時間が増えさらにマイナスに考える、とか。
この循環に気付いて、考え方や行動を変えることでウツから脱しやすくなります。

うつになったからといって、自分の性格がダメなんて思う必要はありません。
そんなこと考えるよりも、ウツになりやすい悪循環を理解して対策をうっていくとよいですよ。

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対人恐怖症を克服するのに親とか自信とか関係ない

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

対人恐怖症の人は人は「自分に自信がない」といいます。
「自信がもてたら対人恐怖症は治るだろう」と考えがち。
しかし、これは違うんですよ。

よくありがちなパターンは
「自信がないから人からどう思われるか気になるんだ」
「自信がないのは自分が育ってきた家庭の問題があるんだ!」
「だからまずは過去のことを考えなきゃいけないんだ!」
「アダルトチルドレンなんだー!」
と怪しい方向になります。

対人恐怖症を克服したり、自信をもったりするのに幼少時の家庭の問題とかほとんど関係ありません。
今何をどうしていけばよいか学んで、行動していくことで改善されることがわかっているのです。
ネットの情報に振り回されています。

対人恐怖や社交不安障害の人が自信がないのはあくまでも結果論。
自信がないから人からどう思われているかが気になるのではありません。
人からどう思われているかが気になり、うまく対処できなくなった結果、自信がなくなったのです。

「自信を持てたら対人恐怖症が治るだろう」ではなく
「対人恐怖症を克服していくと自信が持てるだろう」なのです。

この順番を間違ってはいけません。

こちらでも自尊心を高める方法について書きました。
自尊心を高める方法ってものすごく単純なんです

対人恐怖症を克服するべきところはこちらの記事に書いています。
対人恐怖症・社交不安を克服するために知っておきたい4つの問題点

対人恐怖症の人はまず症状を克服しましょう。
そうすることで少しずつ他人の前でも「なんとかなる」という自信がついてきます。

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子どもにゲームを止めさせたら勉強するようになるのか?

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

「子どもに勉強してほしいけれどテレビゲームばかりしている。テレビゲームをやめさせるべきか」
よく受ける相談です。
今回はその疑問に答えます。

テレビゲームを止めさせても効果は低い

結論から言うと、勉強してほしい目的でゲームを止めさせてもあんまり意味がないです。
研究結果からはゲームをやめさせても勉強時間は数分程度しか増えません。
だからゲームをやめたらものすごく勉強するようになった!となる可能性は低いです。

ゲームをやめても、他のことで遊ぶだけ。
あれもダメ、これもダメ、と禁止してもムダなんですよ。

では、どうすれば勉強するようになるのか?
勉強しない原因はゲームではなくて、そもそも勉強の習慣がないことの方が大きいのです。

何かを止めさせるだけではなく、そもそも勉強をするにはどうしたらよいか?の視点が大切。

じゃぁ、「勉強しなさい」って言えばいいの?となると違います。
「勉強しなさい」と命令するのは効果ない、または逆効果の方法です。
言われてやるようだったら苦労はしていないハズ。

研究で効果的だといわれているのは
・いつやるか?を決めて守らせる
・誰かが勉強を見てあげる
この2点です。

こちらの記事で書きました。
・子どもに勉強させる効果的な方法

手間暇はかかりますが、ゲームを止めさせて効果のないことでイライラするよりは、良い結果となる可能性が高いでしょう。

まとめ
ゲームを悪者にするのは得策ではありません。
楽しいものはあってよいのです。
もちろん、好きなだけやらせてよいわけではありません。
何事も適度な使用が大切です。

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洗濯を何回もしてしまう不潔強迫の克服法

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

不潔強迫の人は洗濯で悩むことがあります。
「洗剤をいれたかどうか」を何度も確認したり、洗濯をしたあと何かに触れると洗い直したり。
洗濯に何時間もかかっていることもあります。

洗濯に時間がかかっている不潔強迫の対処はどうしていけばよいのかについて書きます。

洗濯物が汚れるのが嫌ではないですか?

「一回の洗濯にで終わらそう」「洗剤をいれたかの確認を減らそう」
このような方針を立てがちです。
大事なことではありますが、そのような方針だけではうまくいきません。
強迫行為をしないようにしているだけで、不安なことに直面できていないから。

「不安に直面していない?洗濯を一回で終わらせるのが不安なんだけど」と疑問に思いません?
よーく考えてください。
洗濯を一回で終わらせるのが不安ではないハズです。
きちんと洗濯物が洗えていない、汚れがついているのが不安なのです。

不潔強迫の基本の治し方は、不安なものに触れ、キレイにしておきたい場所に広げ、キレイにしようとしないこと、です。
汚れに慣れる練習をします。

人にもよりますが、多くの人は洗濯物が汚れた感覚があると不安です。
その不安に挑戦することが必要でしょう。

このため洗濯物を汚すようなことをしていきます。

洗濯物を触る時に手洗いをしてからやっている人がいますが、それはやめます。
床など自分が汚いと思っているものを触り、洗濯物を干したり、たたんだりしましょう。
洗濯をしても汚いと思える状態にしてしまうのです。

そうすることで何度洗濯をしてもムダってことになるので、洗濯をする回数が減ってきます。

頭の中で「大丈夫だ。汚くない」と安心させてはいけません。
安心させるのも強迫行為です。
汚れがどんどん広がっていくイメージをしましょう。

汚れたと思っている洋服はキレイと思っている洋服と一緒にします。
「全て汚れている」と思えるようになってくると良くなりますよー。

不潔強迫系の治し方はこちらの記事にまとめているので参考にしてください。

不潔恐怖の治し方 3つのステップとコツ

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不安系の心の病気で休職 どう過ごしていけばよいか

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

うつ病以外で休職している人もたくさんいます。

例えば、パニック障害、強迫性障害、社交不安障害など不安系の病気の人。

うつ病の休職中の過ごし方は調べると出できます。
しかし、その他の病気の人についての休職の過ごし方は調べてもでてきません。

復職のための施設も、うつ病を中心としたプログラムになってますし。

今回はパニック障害、強迫性障害など不安系の症状で休職している場合、どうすればよいかについて書きます。

休職中は症状を克服することを考えよう

パニック障害を例に考えてみましょう。
パニック発作が出て、電車に乗れなくなり、職場でもつらくなり、休職。
「休職中はゆっくり休みましょう」と言われるでしょう。
しかし、ゆっくり休んでもなかなかパニック発作への不安は治らないものです。

復職を目指すためには病気の症状への対処方法を学び克服していくことを中心にしましょう。
パニック障害なら、電車を克服したり、パニック発作への対処法を学んでいくこと。
強迫性障害なら、強迫観念に挑戦していったり、強迫行為をしない練習をしていくこと。
社交不安障害(対人恐怖症)なら、人前で話すコツや人目が気なる時の対処を学ぶこと。

よっぽどうつ状態がひどくなければ、不安に挑戦していくと良いです。
不安系の症状は認知行動療法が有効なので、専門家を探すのがおすすめです。
一人でやるとだいたい間違ったやり方でやるか挫折します。

注意したいのは、うつ病の認知行動療法を受けてもあまり効果がないこと。
本でも復職の施設でも認知行動療法やってますが、うつ病中心の中身です。
不安系の症状の人はやることが違います。
症状にあった認知行動療法を受けましょう。

サプリメントや食べ物を変えても病気が良くなる根拠はありません。
パニック系であれば自然に良くなる場合があるので「バナナ食べてたら良くなった!」とか、思い込みでも良くなる可能性があるかもしれません。
しかし、強迫性障害や社交不安障害は不安に挑戦しないとなかなか良くならないと言われています。

地道に不安への対処を学んだほうがいいですよ。

ストレスの原因探しよりもどうしたら良くなるか?を考えましょう

ストレスが原因とは限らないので注意が必要です。
たまに「必ずストレスが背景にあるはずだ。それを考えましょう」と医療機関でも言われることがあるようです。
しかし、実際は原因がわからないことの方が多いです。
明らかな原因があれば別ですが、無理に原因探しをすると単なる悪者探しになり、治療的ではありません。
ストレスは原因ではなく「悪化を加速させるもの」と考えたほうがすっきりしやすいこともあります。

生活の仕方

規則正しい生活をこころがけるのはうつ病と同じです。
決まった時間に起きて寝る。
昼間は勉強したり、動いたり、遊んだり、活動をする。
寝込んでゴロゴロする生活は避けましょう。

まとめ
不安系の病気の方は、症状を克服することが必要です。
間違っても、何んとなーく休んで、何んとなーく復職してはいけません。
休職してある程度落ち着いたら、認知行動療法で対処方法を学んでいきましょう。

うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は浦和すずのきクリニックの受付、 または電話048-845-5566で「カウンセリングの予約」をして下さい。
他の病院に通院中の方、どこにも通院されていない方でもカウンセリングは受けられます。