忘年会でのビンゴ

臨床心理士の鈴木です。

毎年恒例、関連機関合同の忘年会がありました。
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私は仕事が終わった後に行くので、会場についた頃にはほとんど食べ物はありません・・・。

お腹がすくのは我慢しつつ、忘年会のメインイベント、ビンゴに期待。
大型テレビや旅行券、ブランドバックなど比較的豪華な賞品があります。

いつもリーチまではいきますが、ビンゴにならない私。
今回も4つリーチがあったのにもかかわらずなかなかビンゴになりません。
そんな私がなんと!今回初めてビンゴになりました!
・・・と、思ったら最後の方だったので商品が足りなくなりジャンケンに。
このパターンは・・・と嫌な予感はしましたが案の定、一回目のジャンケンで負けました・・・。

今年も参加賞のチョコレートで我慢です・・・。

うつと不安のカウンセリングご希望の方は
浦和すずのきクリニックの受付、
または電話048-845-5566で「カウンセリングの予約」をして下さい。
他院通院中の方、どこにも通院されていない方も受け付けています。


復職支援のシンポジウム

臨床心理士の鈴木です。

名古屋で開催された行動療法学会に参加してきました。
私は○○研究室出身など学閥のようなものには属していないのですが、学会に参加しているとこんな私でも色んな方に声をかけてもらえるようになりました。
学会に参加していたさいたま市にいる行動療法家と合同勉強会の企画を模索したりと、学会に参加していると今後の技術向上となる出会いがあってワクワクします。

学会での話題に一つに復職支援についてのシンポジウムがありました。
有名どころの復職支援プログラムの内容について聞くことができましたが・・・。
実施している内容や問題となっているところは、どこもそれほど変わりないなぁという印象。

共通していたのは「何のために働くか」ということを場合によっては話し合うといったところ。
「こうありたい」と思うところと実際の状況が大きいほどストレスが増すものです。
そこをどう埋めるか考えずにただ復職することだけを目指すとうまくいかなこともあります。
職場に戻れば、状況は変わっていないことも多いわけですから。

「病気」「休職」を通じて「自分はどのように生きていきたいか」について考えるということも大切かもしれませんね。

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「心の病」と家族の対応

臨床心理士の鈴木です。

「こころ病」になると患者さん本人だけでなく、周囲の対応も大事です。

例えば
妻がうつ→夫に悩みを言う→最初は聞いてくれるが次第に「○○したら」という→「でも・・・」と否定的なことばかり言っていると夫が怒る、または「おれも疲れてるんだ」と言ってくる→さらにうつが悪化

よくあるパターンですが当てはまりませんか?

こうなると「わかってくれない」「相談してもムダ」と考え、孤独感に悩まされ、悪循環に入っていきます。

周囲も悪気があるわけではなく一生懸命なのですが、実際の場面となるとどう接していけばよいかわからなくなるものです。

時々「家族も同席してよいですか?」という質問を受けますが、もちろん構いません。
家族にどのように説明して良いか、または家族がどのように対応したら良いかということを話し合うことにより、突破口が開かれることもあります。

悪循環に気づいたら一人で悩まず早めに相談してみてください。

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パニック障害と飛行機

臨床心理士の鈴木です。

先日、飛行機に乗っていると「ハート形の島が見えます」というアナウンスが流れました。
外をのぞいて見るとこんな光景が。

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天気が良かったのできれいに見えたとのこと。
そのように言われるとお得な気分になります。
日本にも何個かハート形の島があるようですね。

飛行機はよくパニック障害の方が怖れている状況の一つです。

「飛行機なんか一生乗らなくても良い」と思っている人は克服しようとは思わないかもしれません。
しかし「本当は飛行機にのって旅行したい」と思っている人は何とかしたいところでしょう。

頓服薬を持っていれば飛行機に乗れるという人ならよいのですが、いざその場になると薬を持っていても不安に耐えられず飛行機を降りてしまう方もいます。

パニック障害に限ったことではありませんが、自分のやりたいことをやれなくなることがこのような病気は一番困ることでしょう。
娯楽、旅行、仕事、出産、育児など、「普通」であるはずのことができないことはつらいものです。

このブログでしつこいくらい書いていますが、薬だけでなかなか良くならない方、自分では解決の糸口をつかめないは方は、認知行動療法を試してみるとよいですよ。
きちんと科学的根拠のある方法です。

日本でも認知行動療法を実施している機関が増えています。
お近くの実施期間を探して見てください。

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相談システム

臨床心理士の鈴木です。

先日東京で行われた臨床心理士の会合に行ってきました。

テーマは「自殺対策」。

年間3万人くらいの方が自殺しているといわれています。

自殺の原因としては、雇用情勢、借金、アルコール、うつ病など様々挙げられていますが、一つのことが原因というよりも複数のことが要因となっていることが多いようです。

雇用情勢の悪化→解雇→借金→家族内でもめる→仕事のことでも家庭のことでも悩むようになる→うつ病→自殺
といったパターンが結構あります。

このようなパターンを防ぐためにうつ病治療のため医療機関を受診することが大切ですが、借金ある場合は弁護士だったり就労のことであればハローワークなど、様々な専門家の助けが必要です。

ただ、特に男性の方は困っても相談しないという方も少なくなりません。
私のカウンセリングを受けている方でも8割くらいが女性です。
男性は人に相談することへの抵抗感が強いのかもしれません。

もう少し相談のしやすいシステムや風土をつくる必要がありそうですね。

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双極性障害について

臨床心理士の鈴木です。

今日はさいたま市介護支援専門員の集会に呼ばれて研修会の講師をしてきました。
場所はプラザイースト。
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テーマは「ストレスマネージメントとうつ、躁への対応」。
つまり普段困っている人を援助する専門家のストレス処理をどうするか、というテーマです。

認知行動療法を中心としたストレスマネージメントをお話してきました。
研修会は何度やっても、最初の5分くらいは緊張しますね。

「うつ」と「躁」への対応については時間がなくて詳しく話せず。
残念。

うつ病と言われている人の中には「躁」状態が隠れていることもあります。
いわゆる「双極性障害(躁うつ病)」というものです。
うつかと思えば、急に元気になったように思えて活動性が急に増したり、イライラ感が強くなったりします。
場合によっては高い買い物をしたり、気持ちが大きくなったりして周囲に迷惑をかけたり、あまり眠らなくても元気なままでいることもあります。
治ったと思ってそのままでいると急にうつになり「うつの再発か」と誤解されり、「性格の問題」と言われたりして良くなりません。

双極性障害は薬物療法をきちんと受けることが必要です。
それとここでも認知行動療法を併用することで、再発予防にもなります。
うつと躁状態を把握の仕方、対処の仕方、生活リズムの整え方、家族の対応、などを学ぶ必要性があるのです。

思い当たる方は、早めに相談してみましょう。

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認知行動療法への誤解

臨床心理士の鈴木です。

近年、認知行動療法が医療機関等で盛んに行われるようにはなってきました。
本屋をのぞいてみると一般の方が自分で書き込みながらできるような本も増えてきています。
自分で本を買ってみてやってみたという方も少なくないと思います。
うつ病や不安障害に効果があると認められているという情報が様々なところから入っていっているようです。

それに伴い、誤解される方も増えています。
認知行動療法の本を見た感想で一番多いのが
「プラス思考にする方法ですよね。そのように考えれば良いのはわかりますが、考えられません。だから認知行動療法は合わないような気がします」
ということでした。

マイナスの考えに反論してプラス思考にするのが認知行動療法と思われているようです。
実はそのように誤解があるのは一般の方だけではありません。
よく精神科の医師からそのような説明を受けることがあるようです。
そして「あなたには認知行動療法は合わない」と医師から言われていることも少なくありません。
これは精神科の医師でも、認知行動療法については表面的な情報しか知らない場合があるのが原因の一つです。

新聞やパンフレットにもそのように紹介されている場合もあるので、誤解が生まれても仕方ないのかもしれませんが・・・。
それと他の機関で認知行動療法を受けてきた患者さんから話を聞くと、「考え」に反論する練習ばかり指導されて「いくらやってもプラス思考になりません」と訴える方も少なくありません。
つまり、下手をすると臨床心理士の中でも誤解している人がいるかもしれないということです。

本を読んでもうまくいかない場合は、認知行動療法の専門家に一度相談してみるとよいと思います。
誤解があったり、やり方がまずかったりしているところを指摘してくれるかもしれません。

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眠れないときの羊

臨床心理士の鈴木です。

眠れないときにはどんなことを考えていますか?

実際のところ一番多く聞くのは「眠るときに嫌なことを考えてしまう」ということ。
悩んでいる時の就寝時間は嫌なことを考えやすい場です。

「嫌なことを忘れよう」としても忘れられないものです。

ではどうすればよいか?

そんな時の対処として昔から「羊が一匹、羊が2匹・・・」といった方法があります。
これはこれで余計なことを考えることを妨害することに成功することがあるのかもしれません。

しかし、なかなか眠れなかった場合は「羊が100匹・・・」と数が増えていくこと=眠れていないことの自覚、につながり眠れなくなります。
また有名な方法ということもあって、羊自体が眠れない意識を活性させることもあるようです。

不眠への対応としては様々な方法がありますが、どんな方法をとったとしても「眠ろう」という意識が強いとうまくいかないことが少なくありません。

まずは眠ろうとするに執着することから離れる練習が必要でしょう。

その練習方法としても認知行動療法があります。

以前にも書きましたが不眠への認知行動療法というものもあります。
特別なものではなく普通の認知行動療法がわかればすぐにできるものもあります。
しかし、睡眠薬のようにすぐに効果が出現するものではありません。
数週間~数ヶ月単位で粘り強くやっていくことで効果が報告されている方法です。
今すぐに寝た方が良い、という方には不向きかもしれません。
一方で睡眠薬以外の方法を知りたい、という方にはいいかもしれません。

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パルコで講師

臨床心理士の鈴木です。

今月11日に、さいたま市職員、看護師、保健師、社会福祉士、主任介護支援専門員などが開催する研修会の講師をしてきました。

浦和駅東口、パルコにある「コムナーレ」での開催。
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方向音痴な私でも今回は駅近で迷うことはないだろうと思っていましたが・・・インフォメーションを見ても何階が「コムナーレ」なのか書いていません。
いくら探してもしてもみつからない・・・。
結局警備員さんに聞いたところ、10階にあることが分かりようやく会場へ。

講師控室はミーティングルームを一部屋借りきっているのでどうも落ち着きません。
このためフロアをウロウロしているとこんな景色が。
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10階でしたが、庭もあり景色はなかなかきれいでした。
夜景なんか見られたら良いかもしれません。
浦和にもこんなところがあるんですね。

会場にはだいたい60~70人くらいの方がいらっしゃいました。
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勉強に集中できないかもしれませんが、夜景の見える場所の研修会も面白うそう・・・と心の中で思ってしまう。

研修のテーマは「脱・思い込み対人援助」。

主に科学的根拠に基づいたカウンセリング、実践についてと、傾聴技法の基本から応用までお話してきました。
また認知行動療法を用いたパニック障害の事例なども提示しながらお話しましたが、受講者の方はカウンセリングのイメージとのギャップが大きかったようです。
「ただ話を聞くだけ」「幼少時のことを詳しく話し続けること」がカウンセリングと思っている専門職の方もまだまだ多いのが現状。
なんとかその誤解が解けて少しでも新しい実践を取り組もうとしてくれる方が出てきてくれればと思っています。

3時間に及ぶ研修会。
会場がなぜか暑かったせいもあり、最後はややフラフラになっていました。
ちなみにまたもや余計な話をしていたような気がします・・・。

来月も研修会の講師予定。
空いた時間でまた資料づくりがんばります。

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資料作成中

臨床心理士の鈴木です。

研修会の講師をやることになったため最近仕事が終わった後は研修会の資料作りに追われています。

普通は「○○というテーマ」でという依頼が多いと思いますが、私の場合は「何かやってくれませんか」といった依頼が多いのです。
このためどんなテーマを話すかということから、ある程度自分で考えて資料づくりをしています。
自由に「こんなことも入れちゃおう」など、曖昧な依頼だからこそ楽しい部分も。
ただし、内容がつまらないと思われたら目も当てられない状況になるかもしれません。

こんな感じで資料作成しているせいか、私の作業が遅いのかどうかわかりませんが、結構時間がかかってしまいます。

大学の先生など教えることを生業としている人はもっとスラスラと書けてしまうものでしょうか。

まぁ、配布用資料と当日用資料とをわけて、ちょっとした仕掛けを作ろうと余計?なことをしているのも時間がかかる要因かもしれません。
これも当日本当に「余計なこと」だったら大変です。
さらに当日、余計なことばかりベラベラと話さないようにしないと・・・と毎回思いながらしゃべってしまう。

気をつけよう。

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