埼玉でうつ病の認知行動療法を受ける

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

今日NHKでうつ病の認知行動療法についてやっていましたね。

今回のNHKの番組のように、うつ病の治療というとほとんどに認知行動療法が紹介されていると思います。

うつ病はお薬と休養で回復する病気と言われています。

一方で、薬を何度も変えて調整しても休養してもなかなか回復せずに、長期間うつ病に苦しんだり、何度も再発を繰り返す人も少なくありません。

お薬でうまくいかなかった時に、他にどんな治療法があるか調べて困ったことはありませんか?

○○療法というものがたくさんあります。

しかし、治療的効果が認められている治療法はほとんどありません。

その少ない治療法の中で治療的効果があるというデータがあるのが、認知行動療法です。

うつ病治療で必ずといって認知行動療法が出てくるのはこのためです。

お薬は重要です。
それでも長い間改善が認められない場合、いつまで現状維持でいますか?

お薬以外の方法を探している方は認知行動療法を受けることをおすすめします。

NHKでは沖縄での認知行動用法が紹介されていました。
埼玉県もがんばらないといけませんね。

うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は 浦和すずのきクリニックの受付、 または電話048-845-5566で「カウンセリングの予約」をして下さい。
他の病院に通院中の方、どこにも通院されていない方でもカウンセリングは受けられます。


クリスマスに日々是好日

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

クリスマス・連休で、街は人でいっぱいですね。

日本のクリスマスに対してどう思うかは人それぞれだと思いますが、どのように考えてどう過ごしたら、楽しく過ごせるかが大切です。

クリスマスがワクワクするならばそれがよいと思います。
日々の嫌なことは脇に置き、楽しい時間に没頭してください。

クリスマスはどうでもよいと思う人ならば普段の休日のように過ごすとよいと思います。
下手にクリスマスにこだわって考えるとイライラするのでやめましょう。
イライラしている時間、本当はどう過ごしたいのか考え、実行してください。

楽しく過ごすのも、イライラして過ごすのもあなた次第。

明日はどうなるかわかりません。

クリスマスに言うのもなんですが
「日々是好日」と言われるように
「今日は良い日だった」と思えるような生活をすることが大切です。

「良い日だったなぁ」と思い込みなさい、ということではなく、
そう思えるような生き方をしましょう、ということですからね。

何事も思うだけではなく、実行することが大切ですね。

うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は 浦和すずのきクリニックの受付、 または電話048-845-5566で「カウンセリングの予約」をして下さい。
他の病院に通院中の方、どこにも通院されていない方でもカウンセリングは受けられます。


クリスマスパーティが苦手な人は・・・

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

クリスマス・イブです。

当然クリニックは通常診療しています。
カウンセリングも同様です。

今年最後の土曜日のカウンセリングなので、土曜日しか来られない方はご注意くださいね。

クリスマスというとクリスマスパーティに参加される人もいるでしょう。

パーティが苦手な人は結構苦痛ですよね。

何を話して良いのかわからない、と悩んでいる人が多いのかもしれません。

そのような人の特徴として「面白い話をしなくてはいけない」という考え方の癖があったりします。
そうするとプレッシャーになってさらに話せなくなるという悪循環。

会話というものはそんなに面白い話ばかりで成り立っているのではありません。

このことを忘れるとつらくなってきます。

「面白い話をしなくては」「自分なんかと話してつまんないと思っているのだろう」と思いすぎると会話に注意が向かなくなるので、注意は目の前の話している人に向けていきましょう。

最初は難しいのですが、練習次第でできるようになってきますよ。

うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は 浦和すずのきクリニックの受付、 または電話048-845-5566で「カウンセリングの予約」をして下さい。
他の病院に通院中の方、どこにも通院されていない方でもカウンセリングは受けられます。


欲深いといけませんね

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

浦和すずのきクリニックの忘年会がありました。

お店を貸し切っての忘年会。
ベリーダンスあり、くじ引きありの忘年会であっという間の2時間半。

私は欲深い人間なのでくじ引きの景品が気になって仕方がありません。

結局あたったのは入浴剤だったんですけどね。

欲深い人間にはなかなか当たらないようになっているのかもしれません・・・。

それでもアフタヌーンティの入浴剤。
ちょっとリッチな感じです。

帰りにはなんと参加者全員にプレゼントが!
箱には「自由が丘ロール屋」のネームが入っています。
まさか有名店のロールケーキをみんなにプレゼントか!?
と期待していたらクッキーでした・・・。
やはり欲深いといけませんね。
景品です
しかしさすが有名店だけあってか、おいしいクッキーでした。

うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は 浦和すずのきクリニックの受付、 または電話048-845-5566で「カウンセリングの予約」をして下さい。
他の病院に通院中の方、どこにも通院されていない方でもカウンセリングは受けられます。


強迫性障害で長い間悩んでいる人

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

強迫性障害と診断されていて、何年間も薬のみで治療している方を良く見かけます。

強迫行為は多少軽減されていたとしても症状は結構残っていたりします。

そして薬をやめると症状がすぐに再発して、また何年も薬を飲み続けるという結果。

カウンセリングに行ったけど、ただ話を聞いてくれるだけ。

発症してからもう数年~10年以上経っている。

そんな人をたくさん見てきました。

専門家から「強迫行為をしないようにしたって無理なんだから、確認するしかないんじゃない?」と、適切ではない助言をされ「もうこれが自分なんだ」と思って、治療をあきらめて強迫行為を続けている人もいるようです。

そんな風になっている人がいたら諦めないでください。

行動療法を受けましょう。
行動療法は色々な病気に効果的ですが、今のところ強迫性障害への効果が一番良いというデータが出ています。

強迫性障害には行動療法が有効であると知っていても、受けたことがある人は稀です。
ほとんどの方は薬物療法以外の適切な治療を受けていないと言って良いのかもしれません。

行動療法は自分から治療者を探して受けにいかなければいけません。
つまり「いつか誰かが行動療法を勧めてくれるだろう」と待っていては今のままです。

長い間強迫性障害で悩んでいる方は行動療法を受けてみましょう。

うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は 浦和すずのきクリニックの受付、 または電話048-845-5566で「カウンセリングの予約」をして下さい。
他の病院に通院中の方、どこにも通院されていない方でもカウンセリングは受けられます。


コラーゲンと思い込み

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

寒い日が続いています。

こんな日は鍋が食べたくなりますね。

美容に気をつけようとしている方はコラーゲン鍋なんか意識する人も多いようです。
次の日
「お肌がプルプルになった」
という会話をよく聞くような。

しかし、コラーゲンって食べ物から摂取しても美容効果があるかどうかは科学的根拠に乏しいって知っていました?

つまり、お肌がプルプルになったという感覚は
「気のせい」「思い込み」
ということ。

前回の記事の原因の錯覚とも関連しているのかもしれません。

思い込みって怖いですよね。
気付かないうちに洗脳されているんです。
しかも事実を突きつけられると「いや、確かにあの時肌の具合が変わった」と反論したくなる人も多いもの。
思い込みから脱するって結構難しいのです。

仮に肌のつやが本当に変わったのなら、他の要因を考えましょう。

そもそも一回何か食べただけで肌が改善されたら、そんな食べ物は怖いですよ。

そんな楽してお肌がキレイになる方法なんてないものです。

地道に生活習慣、食習慣、ストレスへの対処を変えて行くのが一番ということでしょうか。
生活習慣、食習慣を変えることが一番難しいとは思いますけど・・・。

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由紀さおりの再ブレイクの理由?

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

ちょっと前から由紀さおりが再ブレイクしているニュースが流れていますね。

夜明けのスキャットを聞いて懐かしいなぁと思う方も多いと思います。

改めて聞いてみると良い曲ですねぇ。

さて、このニュースが流れていて気になったこと。

「なぜ今再ブレイクしたのか」について。

発売された時代と今の時代の共通点とか、郷愁の思いにさせられるとか、共演者のおかげとか色々言われていますが・・・。

こういうニュースを聞くと「そうだなぁ」ってすぐに思ってしまうことってありません?

これは以前にも書いた原因の錯覚ですよね。

偶然の共通点を挙げられると、そうだと思ってしまう錯覚です。

再ブレイクした本当の理由は
「いろいろ」
というのが本当のことでしょう。

出来事の原因は一つではありませんから。

まぁ、そんな答えではニュースとしてはつまらないですよね。
「これが原因だ」と言われた方がすっきりしますし。
想像をふくらました方が印象に残りますよね。

これは心の病全般にも言えます。

うつの原因は何ですか?という質問の答えは「いろいろ」というのが本当のことですが、それだとがっかりする人が多い印象です。

原因がわからなければ解決ができないと思いこんでしまうようです。

心の病の場合は原因がわからなくても、治療できることがほとんどですので、原因は無理に決めつけなくても良いのです。

「心の病の原因は○○だ」
と決めつけている情報を見たら、それは考え方の一つで、事実とは限らないと思っていいでしょう。

うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は
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うつ病の方が振り返るとよいこと

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

今回は、うつで悩んでいる人が、振り返ってもらいことの何個かをお話します。

振り返ってもらいたいこととして、
①どんなことがきっかけで落ち込んでいるか
②その時、どんなことを考えているのか
③その時、どんな行動をとっているのか
④その結果どうなったのか

が、挙げられます。

例えば、
①自宅で時間がある時にぼーっとしていたら
②「この先つらいことばかりだ」と考え
③やる気が起きないのでベッドでゴロゴロして
④考える時間が長くなってさらに落ち込む

など。

自分が落ち込みやすいきっかけやその時の考え方・行動の仕方を振り返えることによって、なぜうつが続くのか、なぜ負のスパイラルに陥っているのかが、見つけやすくなります。

この負のスパイラルにどう対処していってよいのか、落ち込んだ時の考え方と行動の仕方を学ぶことは、うつ病を治していく上で重要です。

お薬を飲んで楽になるのはいいけれど、ストレス場面でどう対処してよいのかわからないと困りませんか?
お薬はストレス場面の対処の仕方を教えてくれるわけではありません。

うつ病の方はお薬だけでなく、ストレス場面の対処の仕方を身につけるようにすることをおすすめします。

うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は
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または電話048-845-5566で「カウンセリングの予約」をして下さい。
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毎年恒例ビンゴの結果

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

先日、毎年恒例の関連病院、関連企業合同の忘年会がありました。

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500~600人くらいの参加だったようです。

毎年仕事で遅くなり会場に行った時には食べ物がない、という状態でしたが、今年は初めて最初から参加できました。

忘年会終盤の毎年恒例のビンゴ。
実は私、このビンゴにあたったことはありません。
100名以上にあたるシステムらしいのですが・・・。

確率的にはみんな同じはずなのに、毎年のように豪華景品が当たる人がいるのはなぜでしょう。
やはり科学的には証明できない、何かがあるのでしょうかねぇ。
コツがあるなら誰か教えてほしいものです。

さて今年はというと、ビンゴが始まって結構すぐに3つのリーチ。

もしや・・・と期待してしまう私。

大型テレビ当たったらどうしようかなぁ・・・と妄想。

・・・が、そこはいつも当たらない私。

そこからしばらく数字のみを聞くことになりました。

4つ目のリーチになるもビンゴも終盤になり、嫌な予感。

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景品がほとんどなくなり、今年もダメかとおもった瞬間
「次のナンバーは4」というアナウンス。

やった!と思いつつ、これで景品がない、ということが昨年あったので恐る恐る景品引き換えに。

うれしいことに今年は景品がもらえました。

景品には「北巨摩の貴婦人」と書いてあり、箱を開けると・・・
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ワインでした。

商品そのものよりも、当たったことが嬉しい忘年会でした。

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過去の記憶は作り出される?

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

さて、問題です。
以下の単語を10秒で覚えてください。

シャンプー、石けん、シャワー、コンディショナー、入浴剤、ボディシャンプー、湯気、温泉、鏡、洗顔、バスタオル

10秒経ったら下にある問題を見てください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、問題です。

その中に
「リンス」
は、ありましたか?

答えはまた上にもどって確認してください。

解説はさらに下をみてください。

答えは「ない」ですよね。

学生の頃私も心理学の実験でこんなことをやりました。
最初と最後は覚えやすいですよね。

しかし、全部覚えるとなると結構大変です。

さらにお風呂に関連する単語がならんでいますよね。

さっきの問題でリンスは「ある」と答えた方はいません?
関連がありそうなものがあると、「ない」ものを「ある」と思いやすいのです。

つまり「そこにあるはずだ」と思っているものを、勝手に自分で記憶を作りだしてしまうのですよ。

30分後には覚えたものの40%くらい忘れているといわれていますし、過去の記憶を正確に覚えるのは基本的に不可能です。

過去に起こったことを完璧に覚えているつもりでも「こうだったはず」と記憶を作り出してしまう可能性があります。

うつっぽい人は嫌なことばかりを覚えていたりして「良いことは何もなかった」としてしまうかもしれません。
心の病気でなくても、勝手に記憶を作り出すのですから、不安定になっている時はさらに思いだすものが偏ります。

過去を振り返る時は、自分の記憶を疑った方がいいかも?

うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は
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