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由紀さおりの再ブレイクの理由?

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

ちょっと前から由紀さおりが再ブレイクしているニュースが流れていますね。

夜明けのスキャットを聞いて懐かしいなぁと思う方も多いと思います。

改めて聞いてみると良い曲ですねぇ。

さて、このニュースが流れていて気になったこと。

「なぜ今再ブレイクしたのか」について。

発売された時代と今の時代の共通点とか、郷愁の思いにさせられるとか、共演者のおかげとか色々言われていますが・・・。

こういうニュースを聞くと「そうだなぁ」ってすぐに思ってしまうことってありません?

これは以前にも書いた原因の錯覚ですよね。

偶然の共通点を挙げられると、そうだと思ってしまう錯覚です。

再ブレイクした本当の理由は
「いろいろ」
というのが本当のことでしょう。

出来事の原因は一つではありませんから。

まぁ、そんな答えではニュースとしてはつまらないですよね。
「これが原因だ」と言われた方がすっきりしますし。
想像をふくらました方が印象に残りますよね。

これは心の病全般にも言えます。

うつの原因は何ですか?という質問の答えは「いろいろ」というのが本当のことですが、それだとがっかりする人が多い印象です。

原因がわからなければ解決ができないと思いこんでしまうようです。

心の病の場合は原因がわからなくても、治療できることがほとんどですので、原因は無理に決めつけなくても良いのです。

「心の病の原因は○○だ」
と決めつけている情報を見たら、それは考え方の一つで、事実とは限らないと思っていいでしょう。

うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は
浦和すずのきクリニックの受付、 または電話048-845-5566で「カウンセリングの予約」をして下さい。
他の病院に通院中の方、どこにも通院されていない方でもカウンセリングは受けられます。


毎年恒例ビンゴの結果

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

先日、毎年恒例の関連病院、関連企業合同の忘年会がありました。

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500~600人くらいの参加だったようです。

毎年仕事で遅くなり会場に行った時には食べ物がない、という状態でしたが、今年は初めて最初から参加できました。

忘年会終盤の毎年恒例のビンゴ。
実は私、このビンゴにあたったことはありません。
100名以上にあたるシステムらしいのですが・・・。

確率的にはみんな同じはずなのに、毎年のように豪華景品が当たる人がいるのはなぜでしょう。
やはり科学的には証明できない、何かがあるのでしょうかねぇ。
コツがあるなら誰か教えてほしいものです。

さて今年はというと、ビンゴが始まって結構すぐに3つのリーチ。

もしや・・・と期待してしまう私。

大型テレビ当たったらどうしようかなぁ・・・と妄想。

・・・が、そこはいつも当たらない私。

そこからしばらく数字のみを聞くことになりました。

4つ目のリーチになるもビンゴも終盤になり、嫌な予感。

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景品がほとんどなくなり、今年もダメかとおもった瞬間
「次のナンバーは4」というアナウンス。

やった!と思いつつ、これで景品がない、ということが昨年あったので恐る恐る景品引き換えに。

うれしいことに今年は景品がもらえました。

景品には「北巨摩の貴婦人」と書いてあり、箱を開けると・・・
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ワインでした。

商品そのものよりも、当たったことが嬉しい忘年会でした。

うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は
浦和すずのきクリニックの受付、
または電話048-845-5566で「カウンセリングの予約」をして下さい。
他の病院に通院中の方、どこにも通院されていない方でもカウンセリングは受けられます。


カウンセリングの予約について

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

毎回、ブログの終わりに書いているのですが、他のクリニックに通院している人や、どこのクリニックに通っていない人でもカウンセリングは受けられます。

ところがクリニックを受診しなければならないと思っている人もいるようです。
すぐにカウンセリングを受けられるのに、受けられないという誤解が生じているので、初めての方は注意して下さい。

カウンセリングのみ希望の方は、浦和すずのきクリニックを受診して医師の診察を受ける必要はありません。

直接「カウンセリングの予約」をして下さい。

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自分への印象

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

前回の記事の続き。

このようなことは自分自身に対してもよく起こります。

「自分は人前でうまく話せない」
という印象?(思い込み?)があったとします。

そうするとうまく話せていることもあるけれど、そのような記憶はどっかに行ってしまって、うまくいかなかったときの記憶ばかり集めめてしまうのです。

そうやって「自分は人前でうまく話せない」という意識を強くしていきます。

自分や他人への印象なんて、結構いい加減なものです。

「自分はこういう人間だ」ということのほとんどは思い込みかもしれませんよ。

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私服の印象

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

私は、仕事の時に白衣は来ていません。

白衣だと緊張する人もいるので。

このためいつも私服なのですが、私の洋服について、ある一つのお店の服ばかり着ている、と指摘されることがよくあります。

しかし、私はそのお店の洋服は2~3着くらいしかもっていません。

なぜ、このような現象が起こるのでしょうか?

その説明として、
①人間は思い出しやすいものを思い出す。
別の言い方をすれば正確な情報よりも、自分がその人にたいして抱いている印象で、物事を判断する傾向がある、ということ。

②自分が判断した情報を裏付けることばかりに着目してしまう。

と、いうことが言えます。

例えば私に対しての印象を考えた時、よっぽど「鈴木マニア」でなければ、細かいことを記憶している人はいません。

そうすると、自分が思い出しやすいものを思い出すしかないのです。

そして、Aというお店の服を着ている印象があると判断します。

人間は自分の予測と合うものを見る傾向があります。
この傾向が働き、Aという洋服を着ている時にだけ着目してしまう。

結果として「やっぱり鈴木さんはAのお店の服をいつも着ている」と、思いこもうとするのです。

人を印象で決めつけるは注意をしなければいけませんね。

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心の病気の原因?

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

多くの心の病気の原因って知ってます?

答えは「不明」です。

性格とか、考え方とか、脳内物質とか、色々な「仮説」が取り上げられていますが、明らかにはなっていないです。

これを知らないと「原因探し」ばかりに目がいって、症状が良くならずドツボにはまります。

特に男性のビジネスマンは注意です。

ビジネスの世界では、問題が起こった時に徹底的に原因を探して、それを取り除く対処をすることが多いと思います。

しかし、そのような考え方は精神科・心療内科では今のところ通用しません。

なぜならば原因は不明だから。

「物事には必ず原因がある」なんていう言葉に囚われてません?

原因究明=解決策の判明、ではない領域もあるです。

これは発想の転換が必要なので、ガチガチの原因探しモデルに馴染んでいる人は難しいかもしれません。

このため、心の病気の本人・周囲の方は原因探しをあまりしすぎないようにしてください。
原因探しをするとだいたいは、考え方が悪い、育て方が悪い、親が悪い、環境が悪い、と自分や他人を責めることばかりで、解決になりません。
むしろ悪化することが多いような気がします。

原因はわからなくても、改善方法はあります。
精神科の治療は原因を取り除くことではなく、目の前の問題・症状にどのように対処していくか、というのが治療の中心となります。

原因探しは置いておき、どうやったら今の症状を少しでも改善できるかを考えていきましょう。

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浪費してしまう人の注意点

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

12月になりボーナスをもらう人が多いのではないでしょうか。

大金がはいると、つい浪費してしまいがちです。

特に便利だからといって、クレジットカードで買い物をする人は注意が必要です。

様々な研究から、現金で物を買うよりもクレジットカードを使って買う方が、買ってしまう金額は高くなる、という結果がでています。

現金の方がお金が減っていく感覚がわかりやすいので、使う金額は少なくなるのでしょう。
電子マネーなんかも同じことがいえますね。

人間はあっという間に判断力の低下が起こります。

インターネットで夜遅くにクレジットカード払いで買い物しているあなた!

夜は適切な判断がつきにくいことが多いと言われています。

気をつけましょう。

できれば明日本当に買いたいものか、必要なものか、考えてから買うのが浪費を防ぐコツです。

浪費してしまいがちな人は「ポイントがつくから」「便利だから」という理由でクレジットカードを使わない、できれば持たないようにした方が良いですね。

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プラス思考は歪んだ考え方では?

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

プラス思考ってとても歪んだ考え方です。

・きっといいことあるさ
・今度はきっとうまくいく
・自分はできる人間だ

これらの考えって、根拠に乏しいと思いませんか?
実際はそれほど良いことないって思うかもしれませんし、今度もうまくいかないかもしれません。

プラス思考は客観的であるという思い込みって結構あると思います。

かといって、プラス思考が悪いと感じる人はあまりいませんよね?
プラス思考になれたらなぁって思ったことありませんか?

ということは、考え方が歪んでいるかどうかが問題とは限らないということです。

歪んでいたって物事が良い方向にいくことも多いものです。

恋愛や夫婦関係なんて良い方向に歪んでいた方がうまくいくかもしれません。
サンタクロースはいる、なんて考えた方が夢があります。
ディズニーランドは「着ぐるみのいる遊園地」というより、「夢と魔法の国」とした方が良いですよね。

だから何が正しい考え方で間違った考え方かではなく、どのように考えて行動したら物事がうまくいくかを考えてみた方がよいですよ。

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診察の時にうまく話せない人は

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

時々患者さんが医師とのコミュニケーションがうまくとれないということを聞きます。

カウンセリングと比較すると、医師の診察は時間が短いのでコミュニケーションのズレが起こってしまうのかもしれません。

例えば、患者さんは気になっていることがあり、聞きたいことがあるのだけれど、いざ診察となると慌てて聞き逃してしまう。
または「次の患者さんが待っているのに迷惑になるのかな」と思って、聞けていないとか。

「調子はどうすか?」「睡眠は?」「食欲は?」と聞かれ、
「特に変わりません」と答え、
「それじゃ、同じお薬だしておきますね」で終わってしまうパターンが多いようです。

また自己判断で薬を中止してしまっているけれど、医師に言っていない、など。

どちらも正確な情報不足してしまい、適切な処方を受けられない原因となりかねません。

この対策として、まず普段から聞きたいことは聞くようにするとよいでしょう。
医療は信頼関係が大事です。

つい診察の時に何を聴けばよいか忘れてしまう、うまく話せないという方は、聞きたいことをメモしてくると良いでしょう。

かといってメモが長すぎると、結局何がききたいのか焦点がぼやけることがあります。
メモは要点をまとめて箇条書きにしてみると、うまく聞きたいことが聞けますよ。

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解決法が思い浮かばない時は

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

悩んでいる時は、視野がせまくなっているので、解決方法が限定されたものしか思い浮かばないものです。

本当はたくさん解決方法のアイデアがあるといいですよね。

そんな時はブレインストーミングを使ってみるのが一つの手段です。

ブレーンストーミングはアイデアを創出する時によく使う手法です。

ブレーンストーミングにおいてアイデアを出すときのルールは、

・質より量。とりあえずたくさんアイデアをだす。
・とりあえずは良いか悪いかの判断はしない。
・現実的か、実行可能かどうかはとりあえず置いておく。
・つまららい、役に立たなそうだ、面白そう、見当違い、のアイデアをどんどん出してOK。
・色んなアイデアをくっつけてもよい。

ブレインストーミング自体はよく知られた方法ですが、心の問題で悩んでいる時に応用している人はあまり見かけません。

どうせやっても役に立たないだろう」という、ブレインストーミングでは禁止の思考が出てきているのかもしれません。
確かに悩んでいる時に自分一人でやるのは難しいのですが・・・。

心理療法の分野でもブレーンストーミングがよく使われています。
その中でも問題解決療法といって、うつ病などに効果示しているデータがあるものもあります。

一人で悩んでアイデアが思い浮かばない時は相談にきてくださいね。

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