浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。
あなたはベッドで頭と足をいつもと逆の方向で寝られますか?
こんな感じで。
これをできないって人の理由は、足の方が汚いと感じているからではありませんか?
洗浄強迫・不潔強迫の人の中にいらっしゃいます。
潔癖症の人はベッドをキレイにしておきたいって人が多いです。
その中でもキレイなところとそうでもないところがあるようです。
もしも苦手であれば、逆にして寝てみましょう。
身体にものすごく嫌な感覚がありますよね。
その感覚をわざと引き起こして、十分に慣らしていくことで不潔強迫が良くなってきます。
それに慣れてきたらベッド全体を汚してみましょう。
外の床に置いたバッグを置いてみるとか。
ハードルが高いなぁって思ったら、やれそうなものを探してみてください。
汚いと思っているところと、キレイなところの境目をなくしていきましょう。
こんな風に苦手なところを把握しながら、克服していくことを行動療法ではやっていくんです。
洗浄強迫・不潔強迫は行動療法でかなり良くなります。
がんばれば短期間(一ヶ月程度?)で大部分が軽減することも多いですよ。
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