「 強迫性障害 」一覧
本を何度も読み返してしまう強迫症の治し方
浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。
本を読む時に「きちんと読めていないのでは」と考え、何度も読み返して、なかなか先に進めない人はいませんか?
強迫症でよくある症状です。
読書や勉強、書類に目を通すなど、様々な場面で支障をきたすようになります。
このタイプは読書だけでなく、動画を見る時も何度も戻ってみてしまう、文字を書くときに完璧に書いたか気になり書き直すなど、似たような症状を併せ持つ人も少なくありません。
この記事では、読書をする時に何度も読み返してしまうタイプの強迫症状への対処法を説明します。
実践することで、読書が楽になってきますよ。
講演会で強迫症の人から出た質問の答えを紹介します
浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。
さいたま市保健所主催で、強迫性障害の講演会をやってきました。
一人で約2時間しゃべってました。
大宮ソニックシティ市民ホールでやったのですが、定員を超える応募があり急きょ増員。
しかし、それでも多くの方がキャンセル待ち状態で参加できなかったそうです。
自治体が強迫性障害の講演を企画するのは珍しいですからね。
質問コーナーでいろいろ強迫性障害の疑問について答えたのですが、他の強迫の方も同じような疑問をもっているだろうと思いましたので、質問の一部を少し内容を変えてこのブログでも書きます。
強迫で悩んでいる方は参考にしてください。
【無料】強迫性障害の講演会をさいたま市でやりますよ!
浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。
さいたま市保健所主催で強迫性障害の講演会をやることになりました。
講師は私。
なかなか強迫性障害の講演会ってないんですよね。
うつ病や統合失調症などは、毎年のように開かれるんですけど。
自治体が主催する講演会で強迫性障害をやるってとっても珍しいのです。
しかも無料です!
ただし参加条件があります。さいたま市在住か、市外在住でも勤務しているか通学しているか、いずれかが条件です。
また、さいたま市保健所への電話による申し込みが必要です。
先着100名なので、参加ご希望の方はお早目に。
強迫性障害には認知行動療法が一番効果があるのに、さいたま市でやっているとこはかなり少ないです。
この機会に、強迫性障害への薬以外の対処法を学んでみませんか?
講演の内容や詳細は以下の通りです。
強迫性障害の治療期間ってどれくらいかを説明します
浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。
強迫性障害の治療期間はどれくらいかかるのか?
もちろん、人によって違います!って結論なのですが、「だいたいみんなどれくらいかかっているのかなぁ」ってこと知りたいですよね。
そこで、統計的なことはちょっとわかりませんが、どれくらい治療に時間がかかるか?
強迫への効果が実証されている、薬と認知行動療法でざっくり説明していきます。
これから治療を受けようと思っている人は参考にしてください。
鍵を何度も確認してしまう!確認強迫の治し方のコツ
浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。
鍵やガス、コンセントの確認が止められない。
強迫性障害でよくある症状です。
ひどくなると、外出するのに1時間以上かかり、外出が嫌になって引きこもりのようになることも。
そうなる前に治しておきたいですよね。
しかし「3回だけやって確認しないようにしよう」など回数を減らそうとしてもなかなかうまくいっていないのではありませんか?
確認を減らしていくにはコツをつかんでいないとなかなか難しいのです。
今回は、強迫性障害の人が鍵やガスなど外出時の確認を改善するコツについて書いていきます。
強迫性障害で手洗いが長い!3つの症状別対処法
浦和すずのきクリック、臨床心理士の鈴木です。
強迫性障害の代表的な症状の一つが手洗いです。
人によっては、数十分~数時間手洗いが止まらないことがあります。
「手洗いを短くしよう」としてもほとんどうまくいきません。
短くなったとしても、なかなか生活に支障のないレベルまで達するのは難しいでしょう。
強迫の症状によってそれぞれやり方が違ってくるんですよ。
今回は強迫で手洗いが長い人がどうすれば改善できるか、症状別に説明していきます。
悩んでいる人にとって改善へのヒントになるでしょう。
強迫性障害の原因は母親?セロトニン不足?性格?ホントのところを解説
浦和すずのきクリニックの鈴木です。
強迫性障害は、私の受け持っている患者さんの中では最も多い病気です。
手洗い、確認、頭の中でしっくりくるまで反復行動をする、縁起の悪いことを恐れるなど症状は様々。
よく聞かれる質問は、強迫性障害の原因についてです。
ネットを見ると母親とかセロトニンとか元々の性格とかいろいろいわれていますが、実際のところはどうなの?って思いませんか?
そこで今回は、強迫性障害の原因について解説します。
浦和すずのきクリニックの鈴木です。
強迫性障害は、私の受け持っている患者さんの中では最も多い病気です。
手洗い、確認、頭の中でしっくりくるまで反復行動をする、縁起の悪いことを恐れるなど症状は様々。
よく聞かれる質問は、強迫性障害の原因についてです。
ネットを見ると母親とかセロトニンとか元々の性格とかいろいろいわれていますが、実際のところはどうなの?って思いませんか?
そこで今回は、強迫性障害の原因について解説します。
HIVに感染したか不安な強迫の方へ これをやると圧倒的に改善します
浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。
強迫性障害の種類に疫病恐怖があります。
HIVや肝炎など、ウィルスや細菌感染を怖がり、手洗いや入浴が長くなったり、不安に思ったものが触れなくなったりします。
克服法は薬か認知行動療法しかありません。
研究によると認知行動療法が一番効果があります。
ところが認知行動療法をやっている専門機関は少なく、薬や効果のないカウンセリング・民間療法を続け、何年も経過してしまっていることがあります。
このページでは疫病恐怖で悩んでいる人がどのようにしていけば克服できるか、認知行動療法の理論に基づいて説明します。
疫病恐怖は治し方を間違えず、実行すればかなりの割合でよくなります。
早い人は1~2ヶ月で良くなる人もいますよー。
大事なものを落としたか不安 確認強迫の克服法
浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。
財布を出した時「何か大事なものを落としたのでは」と不安になっていませんか?
ひどくなると、クレジットカードや財布をもてなくなります。
またそういう人は、落とすのが嫌なので歩いている時に後ろを振り返って何度も確認することも。
この記事では「大事なものを落としたのではないか」という強迫観念をもっている人への克服法について書いていきます。
きっちりやっていけば、良くなっていくので、是非実践してください。