「 不眠 」一覧

ソファで寝る癖は変えた方がよいかも

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

眠気を感じた時に、ベッドに行くと眠れないってことありません?

特に不眠の方。

ソファなどでは眠れるのに、ベッドでは眠れない。

ベッド=眠れない場所になってしまっていることが多いのです。

「寝床不安」みたいなものでしょうか。

ベッドで眠れない人は、ベッドの中にはいると寝ようと努力してしまうんですね。
「寝なきゃいけない」とか。
そうすると
「眠れるかなぁ」
と不安になって、眠れない。

ソファだと寝る努力をしなくて良い場所だったり、ソファ=眠れない場所と身体が条件付けられていないから、眠れるんです。

ただ、ベッドで眠れないからといってソファで寝ていると、ベッドではさらに眠れなくなるかもしれません。

ソファで寝る癖をつけちゃうんですね。
あと通勤電車で寝てしまおうとか。

他の場所で睡眠欲を満たしてしまっていると、当然夜にはベッドで眠れなくなります。

「明日も仕事なんだから眠れないよりはいいだろう」
という気持ちはわかります。

一時的に眠れない人あれば、それで良いかもしれません。

しかし、長年不眠で悩んでいて、他の場所で寝る癖がついている人はその習慣をやめなければいけません。

要はベッド以外では寝ない習慣です。

結構大変なんですけど。

電車でウトウトするのって結構気持ちよいし、すっきりすることも多いですからねぇ・・・。

ただ、長い間薬なしでは眠れないという人は、睡眠に関する習慣を変えていった方がよいでしょう。

今回説明したのは改善ポイントの一つです。

生活習慣を変えることは、短期的なデメリットはありますが、長期的なメリットは大きいですよ。

うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は 浦和すずのきクリニックの受付、 または電話048-845-5566で「カウンセリングの予約」をして下さい。
他の病院に通院中の方、どこにも通院されていない方でもカウンセリングは受けられます。


眠れない時に時計は?

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

寝る時って目ざまし時計をどうしていますか?

近くに見えるようにおいていません?

不眠の人が近くに時計を置いているのは注意です。

眠れないなぁと思うと時計を見る。
「まだ2時か~」と思い、眠れないことを自覚。
無理に寝ようとしてあせる。
さらに眠れない。
また時計をみる・・・という事になりかねないのです。

だから眠れない人は時計を見えない場所においておくことをお勧めします。

そうすると「さらに気になって眠れなくなるのでは?」と思うかもしれません。

最初は気になる可能性はありますが、長期的にみると眠れない習慣からの脱出に役立ちます。

このように不眠の人は悪い習慣に陥っています。
不眠については、薬だけではなく睡眠についての知識を提供するようになっているはずですが、実際のところほとんどされていないのが実情ではないでしょうか?

眠れない時は薬だけでなく、気をつける点についても専門家に聞くようにしましょう。

うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は 浦和すずのきクリニックの受付、 または電話048-845-5566で「カウンセリングの予約」をして下さい。
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睡眠薬を飲んだ後は

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

睡眠薬を服用している方は、服用した後何をしていますか?

睡眠薬を飲んでからインターネットやら掃除やら色々と活動して、いざ寝ようとすると眠れない、ということを聞きます。

睡眠薬を飲めば強制的に眠れると誤解している人が結構います。

睡眠薬を服用している場合でも、やはり寝る1時間前くらいには刺激的な活動は避けましょう。

刺激的な活動の代わりに、自分なりの眠るための行動(アロマ、リラクゼーション、ホットミルクなど)をして下さい。
その行動が本当に睡眠にきくかどうかは別として、寝る前にはまずは刺激的な活動以外のことをすることが大切なのです。

そのようにしながら少しずつお薬がなくても眠れるような生活習慣をつけていくとよいですよ。

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寝酒について

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

新年会でお酒を飲む機会が増えていませんか?

お酒の飲み過ぎには注意です。

あと、寝酒の癖がある人は注意ですね。

寝酒は寝つきを良くしますが、睡眠の質を悪くします。
あと脱水状態になりますので、喉が渇くなどして途中で目覚めたり。

またアルコール依存にもつながりやすくなります。

眠れなくて寝酒をするくらいなら、睡眠薬を飲んだ方がよいかもしれません。

どうしても夜にお酒を飲まなければいけない時は、寝る時間の2時間前までにお酒を飲み終えてくださいね。

うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は 浦和すずのきクリニックの受付、 または電話048-845-5566で「カウンセリングの予約」をして下さい。
他の病院に通院中の方、どこにも通院されていない方でもカウンセリングは受けられます。


眠れない人のための認知行動療法

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

不眠症についてのカウンセリングはどんなことをするのか?について。

病院に行っても不眠への対処としてお薬以外のことは説明されないでいることが多いようです。
お薬を飲むにしても、不眠の習慣を変える方法を知っておいた方が将来的にはメリットがあります。

不眠症についても認知行動療法が効果があるというデータが出ています。
あまり知らない人もいると思いますが、結構昔からあります。

ではどんなことをするかというと、一例として
・どうして不眠になっていったか、悪循環の説明
・改善のための生活習慣・環境作り
・何時に寝たらよいか?何時に起きたらよいか?についての説明
・寝付けない時はどうしたらよいか?
・途中で目覚めた時はどうしたら良いか?
・寝床にはいって、悩みごとを考えて眠れない時はどうしたらよいか?

などなど。

人にもよりますが、不眠への認知行動療法は2~3ヶ月くらいの期間は最低限必要です。

ちなみに、今すぐ眠れるようになりたい!という人には向きません。
そういう人はお薬を服用しましょう。
いつか薬をやめたいので、薬以外の方法を学びたい!・短期的な苦痛よりも長期的効果を望む、という人向けです。
生活習慣を変えていくので、以前にも書いたダイエットみたいなものですね。

うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は
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他の病院に通院中の方、どこにも通院されていない方でもカウンセリングは受けられます。


光刺激と睡眠

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

土曜日の夜です。

まさか、今日夜更かししようとしていませんか?

インターネットを夜中ずっとやっていると、目がさえて眠れなるかもしれませんのでご注意を。

携帯電話などもそうですね。

依存的になっている人も多く見かけます。

テレビ、パソコン、携帯電話など光刺激は睡眠にはよくありません。

わかっていてもやめられない人も多いと思います。

夜はなぜか色々やるのが楽しいと感じてしまいますしね。

それでも寝る前は光刺激は控えめに。

携帯電話は便利な道具ですが便利なりの副作用はありますので、注意してくださいね。

うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は
浦和すずのきクリニックの受付、
または電話048-845-5566で「カウンセリングの予約」をして下さい。
他の病院に通院中の方、どこにも通院されていない方でもカウンセリングは受けられます。


眠れない時の間違った対処法

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

なかなか眠れない時、よくやってしまう間違った対処法。

「眠れなくても横になっているだけで休めていることになる」
と思って、眠れなくてもベッドでゴロゴロしてしまう。

不眠で悩んでいる人がこれをしていると、さらに眠れなくなります。

眠れない人は、寝床=眠れない場所、と身体が条件付けられていると言われています。
このため、眠れないのに寝床にいる行為は、さらに寝床=眠れない場所という条件付けを強めてしまうんです。

こういう時は
寝床から離れる
が正解です。

寝床から離れて何をするかは、後でまた書こうと思います。

眠れない人は気をつけましょう。

うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は
浦和すずのきクリニックの受付、
または電話048-845-5566で「カウンセリングの予約」をして下さい。
他院通院中の方、どこにも通院されていない方も受け付けています。


眠れない人のための認知行動療法

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

気がついたら今週は睡眠についてずっと書いてました。

あまり睡眠について興味のない人は見てもつまらなかったかなぁ、と心配していますが、人間いつ眠れなくなるかわからないので覚えてもらって損はないはずです。

というわけで、今週は睡眠ウィークにします。
興味のない方すみません。

悩みごとがあると眠れなって、お医者さんに薬をもらいにいきますよね。
どうも、眠れなくなったらお薬を飲むだけ、というのが多すぎるような気がします。

お薬は重要ですが、お薬を服用するにしろ将来的にお薬をやめたいのであれば、きちんと睡眠への対処法も知っておくべきでしょう。
医療機関に通っていても睡眠に対する基本的指導さえ受けていないのではありませんか?

あまり知られていませんが、不眠に対しての認知行動療法というものもあって、きちんと効果的なデータも出ています。
なぜかあまり知られていないのが現状です。

ですから不眠で困っている方は認知行動療法を受けてみるのも手です。

しかし、あえて不眠への認知行動療法のデメリットを言うのならば、良くなっていくまで少々きつい、ということでしょうか。
「今すぐ眠りたい、お薬をずっと飲むことに抵抗がない、面倒なことはしたくない、自然に良くなるを待ちたい」という人には向きません。

短期的なデメリットはあっても長期的なメリットをとりたい、積極的に不眠に取り組みたい、という人向けです。
将来的にお薬をやめていきたい、お薬以外の方法を探しているという方にお勧めです。

うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は
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他院通院中の方、どこにも通院されていない方も受け付けています。


眠れない人は何時に寝床に行けばよいのか④

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

前回の続きです。

前回までの計算を一週間分をとり、平均を出します。

Ⅰ:前回でいう③の実際に寝ていた時間の平均+30分が、あなたが寝床にいてよい時間です。

例えば実際に寝ていた時間の平均が360分であれば、360+30=390分。
つまり6時間30分が寝床にいて良い時間となります。

Ⅱ:それが決まったら次に、起きる時間を決めます。
寝る時間ではありませんよ。

この時間に起きたいなぁ、と思う時間を決めてください。

Ⅲ:起きる時間を決めたら、そこから寝床にいてよい時間をさかのぼってください。
それが寝床に入る時間です。

例えば寝床にいてよい時間が6時間30分で、7時に起きると決めたらなば、24時30分が寝床にはいる時間となります。

さて、計算できましたか?
眠れない人の多くが「こんな遅くまで寝床にはいっちゃだめなの?」と思うかもしれません。
しかし、眠れないのに寝床にいることは、寝つきを悪くさせたり、睡眠の質を悪くしていくのです。

ちなみに前回の④で算出した睡眠効率が85%になったら15分寝床にいる時間を増やしていきます。

日常生活を整えたい方も参考にしてください。

4回にわたりご紹介してきましたが、実際に不眠改善のためにやるとなると細かい注意点がありますので、もっと知りたいという方は相談に来てくださいね。

うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は
浦和すずのきクリニックの受付、
または電話048-845-5566で「カウンセリングの予約」をして下さい。
他院通院中の方、どこにも通院されていない方も受け付けています。


眠れない人は何時に寝床に行けばよいのか③

浦和すずのきクリック、臨床心理士の鈴木です。

眠れない人は何時に寝床に行けばよいのか②の続きです。

今回もちょっと面倒に感じるかもしれませんが、やってみるとそれほど難しくはありません。

この時点で挫折しそう・・・という人は・・・私のところへ相談に来てください。
どうすればできそうかについて一緒に考えましょう。

不眠をなおすぞ~!っと、やる気がある人は、記録をもとに計算してみましょう。
計算が苦手な人は計算機を準備してくださいね。

①寝床にいたトータルの時間を計算
これは寝た時間と寝床を離れるまでの時間を算出します。
その時に「分」に治します。

例えば23時に寝床に入って、6時に起きたら、トータルの時間は7時間です。
分にすると60×7で420分となります。

②寝つくまでにかかった時間と夜中に途中で起きていた時間の合計
これも「分」になおします。

例えば寝つくまでに1時間かかり、途中で起きていた時間が30分だとすると、
60+30で90分となります。

③実際に寝ていたトータルの時間を算出
上で計算した①から②の時間を引きます
420-90=330分

④睡眠効率を算出
寝床にいた時間のうち、実際に眠れていた割合を計算します。
③÷①×100の値を計算してみてください。

上記の例でいくと330÷420×100で四捨五入すると79(%)となります。

この記録を一週間分とります。

次回は、この計算方法を元に実際に何時に床に入り、何時に起きる習慣をつければ不眠が改善していくのかについてお話します。

うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は
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