「 うつと不安のカウンセリング 」一覧

心の病気と薬と薬以外の方法

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

お薬以外の方法でなんとかしたい、
薬に頼りたくない
薬を飲んでもなかなかよくならない

という人には私のカウンセリングはうってつけです。

もちろんやれることに限界はありますけど。

具体的に何をどうしたらよいかをお話します。

しかし、お薬が必ずしも悪いというわけではありません。

「薬は体に悪い!」と頑なに薬物療法を拒む人もいます。

それはきちんとお薬がどのように作用するか、どれくらいで効いてくるか、薬以外の選択肢はあるのか、メリット・デメリットはなど基本的な情報が最初の時点で医療機関から知らされていないことが一つの要因ではないでしょうか。

いきなり詳しい話もなく「お薬飲んでください」だと不信に感じるの当然です。

調子が悪ければ薬が増え、良ければ減り、それが何年も続いていく。

インターネットで薬を調べて副作用が怖いと自己判断で勝手にやめてしまう人もいます。

私は薬が必要じゃなかと思う場合にはきちんとお医者さんのもとを受診するようすすめます。

本当に薬が必要な人が服薬しないと、どんどん悪くなることがあるからです、

ただ薬だけではなくその他の選択肢はあるのかなどもお話するようにしています。

薬を併用するにしても、自分でもっとよくするためにできることはたくさんあります。

「自分の症状はどうしたらよいのだろう」「お医者さんにかかるのは敷居がたかいなぁ」
と思ったら、カウンセリングに来てみてください。

カウンセリングを継続する、しないにかかわらず、どうやったら良くなっていくのか、医療機関を受診したほうがよいのか、ほかの選択肢はあるのかアドバイスします。

うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は 浦和すずのきクリニックの受付、 または電話048-845-5566で「カウンセリングの予約」をして下さい。
他の病院に通院中の方、どこにも通院されていない方でもカウンセリングは受けられます


いろんな方法をどうぞ試してみてください

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

このブログではできるだけ治療効果が認められている方法について書いています。

効果のある治療法は自分でどうやって変えていけばよいかというものがほとんどです。

しかし、中にはそのような治療法は嫌だ、という人がいるでしょう。

そうなると色んな治療法を試してみることになります。

私はそれはそれでいいんじゃないかなぁと思うようになりました。

どこかで「もっと楽にパッと良くなる方法ないのかなぁ」って思って治療法を探している状態の人は認知行動療法のような方法は向いていません。

努力という、面倒なことをしなくてはいけないからです。

ですから、いろんな方法を試してきて「やっぱりおいしい方法なんてないんだ」って感じたら、相談に来てもらえるといいのかなぁって思っています。

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欠点を見せてもよいのです

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

昔飲み物のCMで
「まずい!もう一杯」
というものがありました。

本来ならば商品の良いところをアピールするところですが、欠点をアピールしているのです。

この効果の一つは、欠点を認めることで商品の信頼性を増させるのです。

これは人間関係でもいえるのではないのでしょうか?

自分の欠点を見せないようにしている人いません?

「欠点を見せたら嫌われるだろう」って。

良いところしか見せない人ってどこか信用ならなく見えるものです。

少しくらい欠点があった方が人は身近に感じると言われています。

上司と部下の関係、親と子ども関係、先生と生徒の関係、など「常に上のものはしっかりしたところをみせなくてはいけない」というのは、堅苦しいし、上の役は疲れてきます。

もちろん欠点の見せ方は工夫は必要ですけどね。

人から信頼されたい、相手に心を開いてもらいたいっていう人は自分の欠点を見せることをしてみてはいかがでしょうか。

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心の病気を一人で治すのはきついと思っている人へ

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

心の病気になると「どんな風にしたらよくなるのだろう」となります。

本やインターネットで調べるわけです。

認知行動療法なんかは一般の人用の本がたくさん出ています。

本を読んで役に立った人もいるでしょう。

しかし、本を読んでもうまくいかない人もいます。

やり方が間違っている場合が多いのですが、ほかにも理由があるでしょう。

その一つは
一人でやっていると頑張れない、というもの。

例えば筋トレをすることって自分でもできると思います。

しかし、やり方がわかっていてもなかなか続きません。

そんな時にコーチのような人がついていると良いと思いませんか?

・どんな方法をとればよくなるのか教えてくれる
・どのようにやったらよいかを教えてくれる
・うまくいかない時に一緒に考えくれる
・一人ではついつい勇気がでなかったり、さぼりがちになる練習を後押ししてくれる
などなど。

コーチのような役割もカウンセラーのお仕事です。

カウンセリングを受けるメリットの一つでしょう。

誰かと一緒だからやれる、ということもあります。

一人でうまくいかずにくすぶっている人は相談に来てみてください。

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症状が長引くときは

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

カウンセリングでも治療している期間が長くなると「いつまでこの状態が続くのだろうか」と不安になることがあります。

ちょっとよくなったけれど、症状が残っている時とか。

そのような時は焦らないことが大切です。

まず症状が残っている要因を考えましょう。

例えば
・挑戦していない不安場面はありませんか?
・不安に挑戦していても、何か逃げているところはありませんか?
・練習の方法は適切ですか?
・うつや不安を消そうとする努力ばかりで、現実の生活を充実させる試みはしていないということはありませんか?

などなど。

考えてもわからなければ、相談している専門家に聞いてみましょう。

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効果のあるカウンセリングを受けています?

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

自分の受けているカウンセリングが本当に適切な方法なのか、と疑問に思ったことはありませんか?

心の病気に対してのカウンセリングなんかでも学会などが発表しているガイドラインみたいなのがあります。

じゃぁ、専門家のところにいったらそれをまずやってくれるかというとそうではありません。

特にカウンセリングの業界はガイドラインとは違うカウンセリング法をやっているところがほとんどです。

ではカウンセラーの多くがどこを基準にカウンセリング方法を選んでいるかというと・・・

これを言ったら同業者で怒る人がいるだろうなぁ、って思うんですけど・・・ぶっちゃけていいますと・・・

カウンセラーが信じている治療法が優先されます。

要はそれが治療効果がきちんと認められているとかそういうのではなく、大学で学んできたとか、そのカウンセラーの好み、考え方、が大きいわけです。

ですからカウンセリングといってもカウンセラーによって様々なのです。

もちろん、〇〇大学付属病院みたいなところにいってもそうですよ。

推奨されている治療ガイドラインとは違ったカウンセリングが提供されることがほとんどです。

私はやはりきちんと効果が証明された治療法を用いたいと思っています。

そうでなければ相談に来てくれた人に
「なぜこんなことをしなければいけないのか」
を説明できないからです。

普通、専門家のもとにいったら治療効果がある治療法を提供してくれると思っているでしょう。

それがその専門家が信じているとか、好みの問題(極端の言い方をすればですが)ということであれば、う~んって思いません?

自分が受けている治療法が本当に治療法として第一選択肢か。

是非調べてみてください。

もちろん、自分でそれ以外の選択肢を選ぶということであればそれでよいと思います。

参考までに厚生労働省が出している治療ガイドラインのページをご紹介。

ページはこちら。

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不安が強くなっておかしくなることありません

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

パニック障害や強迫性障害、社交不安障害の人には不安に挑戦してもらうことが多いのです。

そこでもよくある質問。

「そんな強い不安におそわれて、気がおかしくなりませんか?」
というもの。

実際はいくら強い不安にさらされても気がおかしくなることはありません。

「気がおかしくなるのではないかと思うくらい大変」
なことはあるかもしれませんが。

必ず不安は低下していきます。

ただ不安が低下していくまでの時間が長いことがあります。

数時間単位であることも。

下手に気をそらそう、不安を下げようと思うと逆に長く続きます。

身に覚えがありませんか?

「ずっと不安が続いていた」
という人でもよくよく聞くと、不安が上がったり下がったりしているのです。

ですからずっと不安が高まり続けて最後にはおかしくなっていく、ということはありません。

理屈ではわかっていても不安なのはごもっとも。

しかし、大丈夫です。

実際にやってみて体で覚えていきましょう。

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良くなるまでの期間はどれくらいか

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

よく聞かれる質問で

「どれくらいで良くなりますか?」

というものがあります。

「人それぞれ」

というのが実際のところです。

そんなことを言ってしまうともともこもないのですが。

ただ何が良くなるまでの時間に影響を及ぼすのかということであれば一つの指標があります。
不安場面でどれくらいの不安から挑戦するかです。

例えば強迫性障害やパニック障害などの不安障害の人がいわゆるスモールステップで不安場面が弱いところから徐々にやっていくとします。

簡単にやれそうなところから、だんだん難しい場面への挑戦していくというやつです。

メリットは
・やりやすい
・最初のうちは達成感が得られやすい

デメリットは
・ちょっとずつやっていくので時間がかかる
・途中から達成感が薄らいでくる
・長期間がんばるので途中で疲れてくる

逆に強い不安場面からやると

メリットは
・なんといっても早くよくなる
・やりきった後の達成感は大きい

デメリットは
・強い不安にさらされる
・結構な勇気がいる

それなりの覚悟できていれば早く良くなるし、
「ちょっとそれはきついな」と思って少しずつやっていけば当然時間がかかります。

どっちの選択がいいかは自分がいつまでに良くなりたいか、どれくらい不安に挑戦しようとする気持ちがあるかによってきます。

教科書的には少しずつやっていくことが推奨されていますが、早く良くなりたければ強い不安から挑戦するという選択肢もありますよ。

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生活リズムを整えるだけで改善

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

土日の連休が最近何度かあり新鮮な気持ちの私です。

連休があるとついつい夜更かしをしたくなります。

休日前に夜更かししてはいけないんですよ。

夜更かししても、翌日はできるだけ同じような時間に起きることが重要です。

特に休日の翌日がつらいという人は。

いつもより遅くまで寝ていたとしても1~2時間程度まで。

こういう仕事をしていてつくづく思うのは、良くなっていっている、今後良くなっていくだろうと感じる人は生活リズムをととのえているなぁってこと。

決まった時間に起きて、食事をし、活動し、寝る。

コツコツとした努力が必要ですし、慣れていないうちは結構大変ですが、ものすごく重要なことです。

うつや不安に対しても有効だと思います。

睡眠リズムを整えることによる不眠の改善、余計なことを考えることの低下、積極的な活動による気分の改善などなど、特別なことをするわけでなくても大切なのです。

実際に生活リズムをととのえていくことは認知行動療法の中にも組み込まれている要素です。

今一度生活リズムで改善できることはないか振り返ってみましょう。

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言いたいことを言う前にやっておきたいこと

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

カップル、夫婦、親子との関係がこじれることって多いですよね。

近い関係だけに期待してしまうものがあるので、ついつい感情的になりやすい。

私もこのブログで時々書いていますが「こういう風にすると伝わりやすいよ」ということに興味がある人が多いのかもしれません。

「なかなか意見を自分は言えなかったから」となり自己主張をどうするかってとこに興味が向くんですね。

これはこれで一つの手です。

でもそんなことやってもうまくいかないことが多いでしょう。

言っても受け入れられず「やっぱりわかってもらえない」になってません?

近しい関係の場合は本当に言いたいことを言う自己主張も大切ですが、お互いにもっと大切にしなくてはいけないことがあります。

・相手が自分にしてくれていることを意識する
・相手がしてほしいことをしてあげている

というもの。

「これまで相手の言うことばかり聞いてきた」
と憤慨される方もいるかもしれませんが、自分の意見ばかり言っていては喧嘩になるだけです。

そこで自己主張以外の方法をとってみてください。

特に夫婦関係でお悩みの方は、
「こうしてほしいけどすぐに喧嘩になってしまう」以外のもうちょっと簡単な「相手にしてほしいこと」をお互いにするとよいことがあります。

お互いやってほしいことリストを作って一日一個以上、相手のしてほしいことをしてあげるというやり方です。

お互いにですよ。

これを数週間毎日続けてみてください。

相手に対して肯定的な雰囲気が生まれやすくなります。

そうすることで話し合いやすい雰囲気になるかもしれません。

近い関係の場合、してもらっていることは当たり前となり感謝しなくなってきます。

また相手に対して以前のように何かを与えようとすることも少なくなりがちです。

自己主張もいいですが、まず話し合える雰囲気作りから始めのも一つの手だと思ってください。

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