浦和すずのきクリニックの鈴木です。
ネットカウンセリングと電話カウンセリングを始めていて当初の予想よりも多くの方が利用されています。
ネット・電話カウンセリングによくある質問であるのが「ネットや電話のカウンセリングで効果あるんですか?」というもの。
そこで今回は
・ネットや電話でのカウンセリングは有効なのか?
・メリットとデメリットは?
・こんな人にオススメ
について書きます。
ネットでのカウンセリングは有効かどうか、についてですが認知行動療法については有効であるという研究結果がでています。
もちろん後述するように合う・合わない、デメリットはあるかもしれませんが、少なくともネットだから絶対ダメということはないでしょう。
個人的な印象としてもネットや電話でやるから効果がないとは全然思いません。
普通にみなさん改善されていってますし。
改善するかどうかは対面かネットかツールの問題以外のところが大きいと思います。
よく「ネットカウンセリングなんてダメ、怪しいし。よくなるわけがない」みたいな話をネットや医療機関で見聞きすることがあるかもしれません。
いまだにカウンセリング自体の効果を疑問に思っている人もいるのにさらにネットとなるのとかなり怪しくうつっているのでしょう。
そういう人はネットや電話のカウンセリングを結果を出したことがない、見たことのない人なのでそのようにお話するだけです。
もちろんネットでは怪しげなカウンセリングも多いのは事実ですが、それはネットであろうが対面であろうが同じ。
「ロックを聞いていたら不良になる」と昭和の時代に言われていたウワサと変わりません。
時代の変わり目なので「ネットだから怪しい」と思う人はまだまだ一定数います。
そのうちネットでの買い物のように普通に選択肢の一つになっていくんじゃないなぁと思います。
といっても、やはりメリットとデメリットがあるのでそこは知っておきましょう。
メリット
・わざわざ相談機関に行かなくてよい
・行かなくてよいので時間にゆとりをもてる
・ウィルス感染など心配がない
・どこにいてもカウンセリングが受けられる
・台風や電車の運休などアクシデントでの遅刻の心配が少ない
・(電話の場合)どんな服装でも化粧しなくてもOK
・(電話の場合)顔を見られながらが苦手な人でもOK
とにかく気楽に受けられることがメリットですね。
デメリット
・お互いに「空気感」がわからない
・資料で説明するのがスムーズにいかないこともある
・自宅に家族がいると話しにくいこともある
・(電話の場合)カウンセラーがどんな人か声だけではわかりにくいから不安になるかも
・(電話の場合)顔が見られないのでカウンセラー側が欲しい情報が得られないことも
「空気感」や表情などがわからないことで情報が不足しがちになるのがデメリットです。
メリットとデメリットを考えた上で対面かネット・電話カウンセリングかを決めるよいです。
ネットや電話カウンセリングが向いているのはこんな人
・カウンセリングを受けたいが近くに適切なカウンセリング機関がない人
・ネットや電話カウンセリングに抵抗がない人
・インフルエンザなど感染症の予防をしたいけどカウンセリングを受けたい人
・家事や育児など時間の制約がある人
・対面カウンセリングに抵抗がある人
人によっては「ネットカウンセリングがよいけれどどんなカウンセラーさんかわからないと不安だから最初だけ対面カウンセリングに来ました」って人もいます。
そんな風にデメリットを補うような利用をするのも手ですね。
私は改善するならネットでも電話でも対面でも訪問でもなんでもいいんじゃないのかなーという方針なので、結構柔軟に対応しています。
この辺りはカウンセラーさんそれぞれの方針などもあるので相談してみてください。
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