ストレスマネジメントの方法 カウンセラーのやっていることも公開

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浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

ストレスをどう管理していけばよいかは大事。

今回はストレスをどう管理していけばよいのかについて書いていきます。

ついでに私が感じやすいストレスや対処法も書いてみました。

人に見せたらあんまり私のやつは参考にならないみたいです。

ストレスを管理していくには以下の3つをやっておくと良いです。

①ストレスをためやすい出来事、状況をリストアップ

②ストレスがたまってきた時の症状をリストアップ

③ストレスへの対処法や普段から気を付けることをリストアップ

それぞれ解説します。

① どんなことでストレスをためやすいかをリストアップ

同じ状況でもストレスを強く感じる人と、そうでない人がいます。

それはストレスに強い、弱いというより、特性みたいなもんです。

どんなことでストレスをためやすいかリストアップしてみましょう。

きっかけがわかり、何に取り組んでいけばよいかがわかります。

怒られた時

嫌な仕事をさせられている時

休日に一人でいてさみしいと感じる時

嫌いな人と一緒にいる時

喧嘩をした時

私の場合は、

・嫌な人と一緒にいる

・怒られる

・行きたくないイベント(バーベーキューとか)

・嫌な仕事をする

・仕事をやりすぎる

と、よくあることです。

私はよく「心臓に毛がはえてそう」とやたらメンタル強そうにみられます。

でも本当は違います。

嫌いなものへの耐性がものすごく弱いです。

仕事で怒られるとすぐに辞めたくなります。

もう、風が吹いたら倒れそうなメンタルなのに、誰も共感してくれません。

まぁ、こういうことをブログに書いているあたりがそう見られないのでしょうけど。

 ②ストレスがたまってきたサインは何か?をリストアップ

ストレスがたまってくると、何らかの症状が現れるもの。

この症状もピックアップしておきましょう。

「あー、最近無理してるかもなぁ」と気づくことで早めの対処ができます。

思考面、身体面、行動面にわけて考えるとわかりやすいです。

思考面

「この先いいことなんてないだろう」と将来を悲観することを考える

「あの時あーしていれば」「昔の自分はよかったのに」と過去のことをクヨクヨ考える

「自分はみんなに嫌われている」と被害的になる

「自分は何をやっても駄目だ」と自分を責めてばかりいる

集中力の低下

考えるスピードが遅い

物事決められない

怒りやすい

身体面

微熱が出る

体がだるい

体重が増える

体重が減る

漠然とした不安感

行動面

休日になるとどこにも出かず寝ている

人を避けるようになる

家事をしなくなる

寝すぎる

眠れない

食欲低下

食べ過ぎる

入浴しない

喧嘩が増える

浪費する

私の場合はこんな感じです。

・頭の回転が悪くなる

・嫌な人のことばかり考える

・嫌なイベントへの漠然とした拒否反応

 ③ストレス対処法を実践する

ストレスがたまってきた兆候に気づいたら・・・というか、兆候が出る前に普段からどうストレスに対処していくかを考えて実践しましょう。

実はストレスサインが出てきてからでは遅いことが多いんです。

早めの対処が大事。

日頃から「落ち込んでずっと考え込んでいるよりはマシ」なことをしていくのがおススメです。

余計なストレスは回避することで解決することが多いですが、ストレスを避けることがさらに大きなストレスになる場合は、避けない方法を考えていきましょう。

困ったらこまめに相談する

時間ができると嫌なことを考えるので予定をいれておく

仕事が忙しくても睡眠時間は確保する

自分の考え方や行動のクセを振り返ってみる

定期的に運動するようにする

落ち込むと孤独になりやすいので、友人と遊ぶ

日頃からパートナーと会話・遊ぶ時間を作る

カウンセラーに相談する

運動をこころがける

気分が落ち込みそうになったら、そのままでいないで外にでるようにする

ヨガ、瞑想する(怪しくないやつ)

私の場合は、こんな感じ。

・嫌な人とは付き合わない

・嫌な仕事はしない

・嫌なイベントは出ない

・どれだけ忙しくても休憩時間、睡眠時間をとる(そっちの方が仕事の効率がよい!)

・日頃から予定を入れるようにする

・多少ストレスがたまっても新しいことに挑戦

嫌なモノ避けてストレス状況を作らないようにしていることが多いです。

嫌な人、仕事、イベントを克服するなんて時間の無駄と考える方です。

大人になるにつれて、嫌なことはやらないで好きなことやっていった方が楽なことを確信してきました。普通の人とは逆のようです。子ども化しています。

嫌われることや、「社会人としてどうなんだ」といわれたこともありますが、無理に適応しようとしてストレスがたまって鬱々とするよりいいかと。

そもそも「大人だから」「世間一般的には」って考えて、それに合わせて生活して辛くないですかね。

新しいことをすることはストレスになりますが、充実した生活を送るためには新しく楽しいことを発見することも大事なので、あえてやるようにしています。

 まとめ

ストレスへの対処は以下の3つをリストアップして実践するとよいです。

①ストレスをためやすい出来事と状況

②ストレスがたまってきた時に出てくる症状

③ストレスへの対処法

心の病気の再発予防でも大事なので、専門家と一緒に考えたいって方は相談しに来てくださいね。
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