浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。
できるだけ後悔ってしたくないもの。
人は寿命が近づいた時、どんなことを後悔しやすいのか?
オーストラリアの病院の看護師さんが、病気で死を間際にした患者さんを調査し、多く口にした後悔について5つ紹介しています。
人生、後悔ができるだけ少なくなるよう参考にしてください。
自分の人生は自分のもの。他人の期待に沿って生きているわけではない。
他人の目を気にせず、自分らしく生きる。
私が実践してみたところ、嫌われる確率は上がりましたね。
でも心は自由になった気がします。
嫌いたい人はほっといて、好きな人と付き合えばよいだけのこと。
まぁ、わかっちゃいるけれど、実行することができないって人が多いでしょう。
でも、それで本当にいいの?
「仕方ないじゃないか」って言い訳して、それで一生終えていいの?
自分自身に問いかけてみてください。
答えがNOなら、一歩行動に移しましょう。
仕事が趣味!好きでたまらない!って人はこんな後悔はないかもしれません。
しかし、仕事がお金のため、名声を得るための手段である人は、後悔するかもしれません。
仕事に追われ、家族と過ごす時間も少ない。娯楽もせず働き続ける。
最近話題のブラック企業で働いて本当にいいですか?
会社のために生きているわけじゃないですよね?
収入や立場にこだわることで、あなたは本当に幸せになっているのでしょうか?
仕事で心の病気になった人なんかは、一度振り返ってみてください。
もっと、自分が望む生活パターンに近づけていけるのに、何かがんじがらめになっていませんか?
「そんなこと言ったって生活しなきゃならないし」なんて言って、ここを考えないと後悔するかもしれませんよ。
愛の告白ってことでなく、自分の感情を表現すればよかったってこと。
周囲との摩擦を恐れて、自分の気持ちをおしこめる。
それはそれでよい時もあるでしょう。
でも、そういうのって「もっと言っていればよかった」って思いやすいんですよ。
何でもかんでも言えばいいってものではないけれど、もう少し気持ちを伝えるようにしてみてはいかがでしょうか?
大人になると友達付き合いも減ってきます。
仕事や家族のことで忙しいので仕方のない側面もあります。
それでも友達とはつながっていた方がよいのです。
実際に、研究でも人とのつながりがある人の方が幸福度は高くなりやすく、寿命も長くなる結果が出ています。
何もたくさんの友達がいる必要はありません。
数人でもよいので、気軽に話せる人がいるってとっても大切なことなんですよ。
自分の幸せって、もっと選択できたってこと。
生活に充実感がない。でもそこから飛び出すのはいろいろ不安。
他人のこと、将来のことを考えて、自分の望むことができていない。
そんな風に生きていると後悔しやすいってことかもしれません。
「自分はもっと苦労しなきゃダメのでは」「他の人もこんなに大変なのに我慢してるし」とか、そういうのってやめた方がいいです。
後悔しますよーって、調査で出ています。
もっと楽に幸せに生きて良いのですよ。
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