浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。
やらなきゃいけないことを先延ばしにしてしまう。
そんな経験は誰にでもあるでしょう。
勉強、仕事、家事、うつと不安の挑戦すること、など。
先延ばしを防ぐためにはどうしたよいのでしょうか?
今回は3つの先延ばし対策を紹介します。
実行することで、先延ばしは少なくなるでしょう。
想像してください。
宿題が3つあり、3週間後に提出しなくてはいけない。
どっちのやり方が宿題を達成できる確率が上がると思いますか?
あなたはどっちのタイプでしょうか?
A 一週間に一つずつ宿題を提出する
B 3週間後にまとめて3つ宿題を提出する
宿題をやる確率が上がるのはAです。
やらなきゃいけないことは、小分けにして期限を決めてやった方がよいことがわかります。
夏休みの宿題は30日間あるから、「まぁ、あとでいいや」と先延ばししてしまいます。
ホントは期限が一週間後ずつになっていれば、2学期始まる前のおいこみは起こらないのです。
先延ばしてしまった自分に対してどう考えていると、先延ばしをしなくなると思いますか?
A 「なんで自分は先延ばしてしまうんだ!こんな自分は嫌いだ」
B 「まぁ、先延ばししてしまうこともあるよね。次がんばろう」
正解はB。
意外と思ったひともいるかもしれません。
自分に批判的になっている人って、実は行動を改善しない傾向があるんですよ。
ですから自分を批判することって、もっとやらなきゃいけないことをやらなくなるんです。
自分を責めずに、先延ばした自分をみつめ、冷静に次に何するべきか考えていくのがいいのですよ。
人の行動って伝染しやすいのです。
いろんな研究でそのような結果になっています。
うつっぽい人といればうつっぽくなるし、幸福度が高い人といれば幸福にもなりやすいのです。
つまり、やる気のある人と一緒にいるとやる気が出てきて、先延ばしが少なくなる可能性があります。
先延ばしせずに何かを成し遂げたいときは、先延ばしをしていないやる気のありそうな人と接点を持つようにしましょう。
この記事では先延ばしを防ぐ3つの方法を紹介しました。
どれも実践しやすいものであるので、今日から実行しましょう!
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