浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。
寝る時に音楽を聴いている人いませんか?
よくリラックスできる、寝つきがよくなるなど、宣伝されているCDがますよね。
それってホント?って思いません?
睡眠にとって音楽を聴くのは効果があるのか?について今回は説明します。
結論から言えば、寝床に入った後に音楽を聴くのはおススメできません。
音は本来、睡眠の邪魔になるのです。
寝ている時に音が出ていると、起きるまでいかなくても脳が反応するのです。
このため音楽を聴かず、静かにして寝た方が睡眠にとってはよいとされています。
音楽そのものに不眠を治す効果はありませんよー。
そもそも寝ようとしている時にリラクゼーション音楽を聴こうと思っている人は、眠れないで困っている人でしょう。
寝ようと努力することが、眠れない原因の一つ。
「さぁ、音楽を聴いてリラックスして寝よう」ってなると、もっと眠れないですよ。
「音楽が終わってしまった・・・やっぱり眠れないんだ」って落ち込んでいる人いませんか?
じゃぁ、どうすればいいんだろうか、という疑問がある方はこちらの記事を参考にして下さい。
「え?音楽CDを聴いて眠れるけど?」って人は、それはそれでよいなかなぁと思います。
「それを聴いたら眠れる」って思い込みも大事です。
思い込みが通用しなくなったら、静かに寝ることを検討してみましょう。
こちらの記事の参考にしてください。
音楽が全部睡眠に悪いわけではありません。
もし、音楽を聴くなら寝床にいない時の方がよいでしょう。
例えば、寝る30分~1時間前くらいに、リラックスするために聴くのはよいと思います。
スマホで動画を見ているより、ずっとマシな過ごし方です。
あと、夜中途中で目覚めてなかなか眠れない時。
そういう時はベッドから出た方がよいことを以前書きました。
ベッドから出たら何をしようか迷いますよね。
そんな時に音楽を聴くのはいいですね。
興奮するような音楽、物思いにふけってしまうような音楽はおススメできません。
大音量で聴くのはもってのほか。
逆に頭がさえてきちゃいます。
ゆっくりとした落ち着く音楽がよいです。
・寝床に入ったら音楽は聴かない
・音楽を聴くなら寝る前か、途中で目覚めて寝られない時に別の部屋で
睡眠薬以外の対処法を知りたいって方は相談しに来てくださいね。
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