空腹か満腹かわからない 過食に良くある症状への対処

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

過食症になると満腹感や空腹感がよくわからなくなるんです。
そんな経験ありません?

その時の気分によって食事をするかどうか決めてしまうとマズイことに。
満腹だなぁって思って食事を抜くと、本当は空腹のため過食衝が強くなります。
逆にどれだけ食べても、満腹感は得られずそのまま過食になることも。

過食症になっている時のお腹の感覚は「故障」していると思った方がわかりやすいかと。
だからあてにしない方がいいです。

対策は気分ではなく計画通り食事をしていくこと。
何時にどれくらい食べておくかを決めておくのです。
空腹か満腹かにかかわらず食事をする。
そうすることで空腹か満腹かに左右されなくなります。
いわゆる規則正しい食事パターンをつくっていくことが過食症を治す基本なんです。

炭水化物など避けている食べ物をいれていくとさらに良くなってきます。
いきなり一人前なんて食べらない!って人はちょっとずつでいいです。
「食べると過食しそうだから」の理由で食べないと、どちらにしろあとで過食しちゃいます。
計画的に食べる習慣がついていくと、空腹感や満腹感に左右されず安定した食生活になりやすくなりますよ。

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