不安が強い人に共通する行動パターン ネットを見ると不安になる

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

不安が強い人がよくやっていること。
それはネットで症状や対処法を調べる時間がやたらと長いこと。

だいたい調べれば調べるほど不安は強くなります。
ネットにはりついている時間って結局自分が不安に思っていることばかり考えてしまうので。

不安を軽くしようと調べているハズなのに、一日中不安にさせる要因になっているのです。

確かに治療法とか病気の知識を得ることは大事です。
しかし、それに長時間費やすのは問題。
ある程度ネットで調べたら、見ない方が良いものです。
特にネットをみたあと「自分はあの病気なのではないか?」とか「こんな怖いことが起こるんだ」とか、考えて不安になっている人は。

同じようなことが本にも言えます。
自己啓発本や心理学の本ばかり見ている人って、「気づきはあった!」って思っても、本の内容を「継続」して「実行」することが少ないので、さらにいろんな本を読みます。
結局本を見ている時間が増えて、楽しい時間が減ってきます。

ネットで不安になる人がやると良いこと

不安にとらわれたくなかったら、不安を抱えつつ日常生活を送っていくことが大事です。
対処法を調べていた時間でフツーの生活をしましょう。
買い物、家事、おしゃべり、「不安でそんなことをする気になれなかった」ってものとか。
ネットをみるにしても、買い物、旅行、趣味、とか楽しいことを中心にしていきましょう。
そういうのを中心に生活していくと、不安について考える割合が減ってきます。

・・・ってことは、私のブログを見ているより、他に楽しいことした方がよっぽど良い対処法なっちゃいますね・・・。
まぁ、程度の問題です。

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