浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。
4月になると電車の遅延、運休が多いと言われています。
パニック障害の人は恐怖が増すしますよね。
いつ動くか分からない電車。
心臓のドキドキが強くなる。
気がつくとうまく息がすえていないような。
どうしよう!このままだと倒れてしまう!
・・・となっていませんか?
よく言われている対処法として、
・広告を見て気をそらす
・フリスクを食べる
・水を飲む
・スマホを見る
・頓服を飲む
があげられます。
しかし、これらの対処法をやっても結局苦手意識は変わらない人が多いんですよ。
不安から逃げているだけなので。
水や薬、スマホを持ち歩かないと怖くなっているタイプの人は特に注意してください。
むしろ症状を長引かせている原因の一つになっていると言われています。
克服するためには
「ドキドキや息苦しさ、閉じ込められている不安があっても大丈夫」
を目指していく対処法を身につける必要があります。
不安や嫌な感覚があっても大丈夫って思えるようになれば、結果的に不安をそれほど感じなくなります。
気をそらそう、ドキドキ・息苦しさをなくそうと思っているうちは苦手意識は消えないのです。
長引いている人、ずっと苦手意識が消えない人は自分の対処の仕方が間違っているかもしれない、と思ってください。
うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は浦和すずのきクリニックの受付、 または電話048-845-5566で「カウンセリングの予約」をして下さい。
他の病院に通院中の方、どこにも通院されていない方でもカウンセリングは受けられます。