浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。
オリンピックが深夜~朝方に放映されたこともあり睡眠リズムが狂って人がいますよね。
早めに建て直さないといけません。
その時によくある間違い。
「眠れないのに布団の中で目を閉じて何時間もいる」ということ。
これはやっているともっと眠れなくなるのです。
医療関係者からそのように指導を受けた、と聞くこともあります。
それは医療関係者でもきちんとした知識が知られていないことによるもので、間違った指導なのでご注意ください。
では、どうすればよいか。
眠れない時は布団の外に出て何かをする、ということが必要です。
何をするかについては過度な刺激にならない音楽、読書等がおすすめです。
やることは事前に何個か決めて準備しましょう。
眠くなったら布団に戻り、眠れなければ起きて何かをするを繰り返します。
例え眠れなくても翌日昼寝をしないとか、いろいろ他にも決まりがあります。
すぐに睡眠が改善するわけではないので挫折しやすいのですが、他のやり方を合わせて実行すると数週間で改善してきます。
薬以外で睡眠を改善したい方におすすめです。
薬を飲んでいる人も今回書いたことは不眠症のガイドラインですすめられています。
しかし医療機関でもどのように睡眠に気を付ければよいかを指導されることはほとんどないでしょう。
正しい知識を身につけて治していきましょう。
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