浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。
オリンピックが真っ最中です。
オリンピックを見ていると本番に力を出し切るって難しいなぁって感じますよね。
緊張しやすい人はこういう場面で大変です。
しかし「緊張しないようにリラックス」ではうまくいきません。
リラックスしようと努力するとだいたいさらに緊張することになります。
そもそも本当にリラックスしている状態が何かをやる上で一番よいのか?というとそんなことはありません。
緊張とパフォーマンスの関係は以下の図みたいになっているといわれています。
興奮レベルっていうのが緊張や不安具合だと思ってください。
緊張が強すぎるとうまくいかないのはわかりますよね。
実は緊張が弱すぎてもパフォーマンスは良くありません。
適度な緊張感が必要なんです。
心理学的にはヤーキーズドットソンの法則と言われています。
お仕事、競技、慣れないところで話す時など緊張しやすい人は「緊張感は必要なもの」と覚えておきましょう。
緊張するかしないかではなく「緊張をうまく利用する」人が金メダルに近くなるのかもしれませんね。
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