認知行動療法デメリット

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

認知行動療法のメリットばかり書いているのも無理やり商品を売っているみたいでいやなので、デメリットについて書いてみます。

デメリットとして考えられるのはことの一つは・・・

「受け身の姿勢ではうまくいかない」
ということ。

どうもカウンセリングというと、ゆったりとしたソファに座って、無意識の世界を探索して、気づきを得て・・・みたいなイメージがありますが、そういうものではありません。

認知行動療法は覚えてもらうことがあったり、練習してもらうことが多いので受け身の姿勢ではあまり役に立たないのです。

場合によってはカウンセリングで外出することもあるくらいですから。

受けていればパーッとよくなるといくというイメージを持っている方は難しいでしょう。

逆に「自分の力で治せる方法があれば積極的に試したい」という人にはいいのかもしれません。

「積極的にやりたいし、やればいいのはわかるけれど、難しそうでなかなかできそうにないなぁ」と思う人もいます。

いろいろやってもらうので負担に思って難しいと思うことがあるのは当然です。

そういう方の場合はカウンセラーとできそうなところを話し合っていくといいでしょう。

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