浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。
人間、誰でも普段から気分の浮き沈みに悩むことがありますよね。
こういう時
「どうやったら心が穏やかでいられるか」
「どうやったらプラス思考でいられるか」
と考えて、本を読んだり、そのようなセミナーみたいなものにいく人もいるでしょう。
しかし、そんな簡単にそのような状態にはなりません。
「心を穏やかにしよう」
と必死でもがいているということは、
「自分は穏やかでない」
と繰り返し言っているようなものなので、さらに望む方向にはいきません。
ではどうやったら心が穏やかでいられるのか?
まずは、心は穏やかなこともあるし、そうでないこともあることを認めることです。
これが難しい。
嫌な気分しか感じられないのに、もう少し気分が良くなりたいというのはごもっとも。
しかし、そのようにしていると上述したように悪循環になります。
「穏やかでいるためのコツは、穏やかにしようと思いすぎないこと」
となりますが・・・そんなこと言うとがっかりしちゃいますよね。
それでも今よりも平穏でいられるためにはどうしたらよいか、だれでも知りたいものです。
そのコツについて次回以降書いてみたいと思います。
ちなみに「心が平穏になれる3つの方法!」と、自己啓発の本のタイトルにありそうなおいしい方法(そんなおいしい方法なんてないと思いますが・・・)ではないので、軽い気持ちで見てください。
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