夢を見るのは異常ではありません

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

「夢を見ているのは眠れていない証拠」と思っている人はいませんか?

これはちょっと違うんです。

夜の睡眠は深い眠りと浅い眠りが繰り返しやってくる仕組みになっています。

深い眠りは最初の方だけで、少しずつ浅い眠りが多くなってきます。

この浅い眠りの時に夢を見やすくなっているのです。

つまり、確かに夢を見るのは浅い眠りの時なのですが、睡眠中は必ず浅い眠りはあるので、「夢を見ている」ことそれ自体が悪い睡眠の証拠ということではありません。

夢をみること自体は正常です。

夢をよくみる=眠れていない証拠、ではありません!

もちろん悪夢が続いて疲れ果てるなどがあれば別ですけど。

眠れているのに「夢を見ているから眠れていない」と勘違いして不眠症だと思い込んでいる人もいるので注意が必要ですよ。

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