臨床心理士の鈴木です。
不眠の方が8時間睡眠にこだわらない方がよいことについて以前書きました。
似たようなことで多いのが
「眠れなくてもベッドで横になっていれば眠っているのと同じような効果」
と思って、ずっと寝床にいるパターン。
なぜかこのように指導している専門家もいるようです。
眠れないのにずっとベッドにいるような行為は、今後さらに眠れなくしたり、熟眠感を減らしたりする可能性があります。
気をつけなければいけません。
寝床にはいっても眠れない時は、寝床から出て何かをするようにすると良いでしょう。
やることについては事前に決めておくと楽です。
そして眠気が来てからまた寝床にはいるようにしてください。
また眠れなくても起きる時間は一定にして昼寝は15時前の30分以内します。
そのほかにも注意点がありますが、寝ようとすることにこだわらないのが不眠への基本的に対応です。
粘り強く、そして気楽な気持ちで改善していきましょう。
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