臨床心理士の鈴木です。
「なかなか他人と打ち解けられない」
という悩みを抱えている人。
全員ではありませんが、そういう人の特徴として
「自分の話はしない」
という傾向が。
自分の話をしない理由は様々ですが
「自分のことを話したら、どう思われるのだろう」
というのが中心だと思います。
もちろん悪い意味で「どう思われるのだろう」ということです。
自分のことを話したら・・・
「ひかれるのでは」
「自分の話に興味がないのでは」と、不安になる。
だから話さない。
つまり、自分に自信がない。
しかし、そのようにしていると相手も
「この人は何を考えているのだろう」
と思い、距離が縮まらない。
悪循環ですね。
だからといって自分の話をただすれば良いということでもありません。
自分のことを話さない人は過去に苦い経験をもっている人が多いものです。
同じ失敗を繰り返せば
「やっぱり話さなきゃよかった」
となります。
同じ失敗を繰り返さないためにはまず自分の癖(考え方、振る舞いなど)を振り返り、改善していく必要があります。
少しずつ他人に自分のことをわかってもらえるようになると、人間関係が親密になることもありますよ。
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