臨床心理士の鈴木です。
先日東京で行われた臨床心理士の会合に行ってきました。
テーマは「自殺対策」。
年間3万人くらいの方が自殺しているといわれています。
自殺の原因としては、雇用情勢、借金、アルコール、うつ病など様々挙げられていますが、一つのことが原因というよりも複数のことが要因となっていることが多いようです。
雇用情勢の悪化→解雇→借金→家族内でもめる→仕事のことでも家庭のことでも悩むようになる→うつ病→自殺
といったパターンが結構あります。
このようなパターンを防ぐためにうつ病治療のため医療機関を受診することが大切ですが、借金ある場合は弁護士だったり就労のことであればハローワークなど、様々な専門家の助けが必要です。
ただ、特に男性の方は困っても相談しないという方も少なくなりません。
私のカウンセリングを受けている方でも8割くらいが女性です。
男性は人に相談することへの抵抗感が強いのかもしれません。
もう少し相談のしやすいシステムや風土をつくる必要がありそうですね。
うつと不安のカウンセリングご希望の方は
浦和すずのきクリニックの受付、
または電話048-845-5566で「カウンセリングの予約」をして下さい。
他院通院中の方、どこにも通院されていない方も受け付けています。