浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。
「他人が自分のことを見ているのでは」と人の視線恐怖で悩んでいませんか?
「他人は自分のことをそれほど見ていないよ!だから気にする必要はない」と言われても、なかなか納得がいかないでしょう。
なぜ納得いかないかというと、自分を見ていない経験をできていないからです。
意外かもしれませんが、他人の視線を気にしている人は他人を見ていません。
視線が怖いから見ないようにしているんです。
人が見ているかどうかは確かめてみないとわかりません。
例えば「店員が自分の表情が変だと思っている」って不安な人は、店員を見てみるとよいのです。
そうでないとずっと「自分のことを見ている」と思い続けることになります。
しかし、いざやろうと思うと不安ですよね。
「やっぱり変だと思われてジロジロみられそう」って。
そこで「変な顔で買い物しにいったが店員はジロジロ見ているのか?」
これを確かめるために私が自ら実験してきました。
今回は、認知行動療法というやり方を元に、視線恐怖を克服するための方法を実験を通して説明します。
視線恐怖症の人は必見です。