浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。
対人関係の悩みで飲み会が苦手な人はいませんか?
自己紹介で緊張したり、何を話していいかわからなかったり。
特に対人恐怖症の人は飲み会が苦手な人が多いです。
嫌な飲み会は行かなきゃいいだけですが、断れないことも多いし、コミュニケーションがとれた方が人間関係が円滑に行くこともあります。
今回は、対人恐怖症の人が飲み会で苦手な3つの場面への対処法についての記事のまとめを紹介します。
対人恐怖症の人だけでなく、苦手だなぁって思っている人は参考にしてください。
自己紹介なんて簡単に「鈴木です。よろしくお願いします」くらいで終わればいいのに、何かいわなきゃいけないことってありますよね。
苦手な人からすれば拷問みたいなものです。
さらに、前に自己紹介した人がウケをねらってどっと盛りあがっているとプレッシャーかかりますよね。
事前に「何を話そうか」と考えてずっと緊張していませんか?
事前に何を話すか考えすぎることや、ウケを狙いすぎることは逆効果になることが多いんですよね。
それなのにそこを何とかしようとしている人が多いです。
そんな人はこちらの記事を参考にして改善していきましょう。
・自己紹介で緊張する人が克服するために知っておきたい7つのこと
手が震えることが不安でお酌が苦手ではありませんか?
そういう人は震えるていると「変な人」と思われるのを恐れています。
早く酔っぱらってごまかそうとする人もいますが、それをやってしまうと苦手なままです。
こんな人がやってはいけない対処は「震えないようにしよう」とする努力。
震えないようにしようと思えば思うほど意識して震えてしまうものです。
実際は手が震えることについて人はそれほどマイナスに思っていない人が多いものです。
頭でわかっていても納得しないが不安症。
対処法としては、実際に手を震わせながらお酌をしてみると良いです。
事前に震えてお酌をしたらどんなことが起こるかを予想します。
例:震えてお酌をしている自分をみて、みんなバカにする言葉を言ってくる
それで予測したことが起こるかを実験してみましょう。
実際には予測したようなことは起こらないことが多いです。
それがわかると震えるこが怖くなくなります。
沈黙があると「自分と話をしてもつまらないと思われている」と考え、つらくなる人が多いです。
そういう人って会話に集中しないで「何を話そうか」とばかり考えているもの。
そうなると会話を楽しめなくなり、さらに何を話していいかわからなくなります。
また「自分の話をしてもつまらないと思われる」と考えて、無難な話ばかりをする人がいます。
自分の話をしない人は相手から見ると心を閉ざしているようにみられることもあります。
実際のところは雑談なんてどーでもよい話がほとんどですし、場合によりますが自分の話をしても問題ないものです。
克服するためには自分が避けてた話題を振ってみること。
話題を振る前に、自分が避けていたことをやったら相手がどんな反応をしめすか予想しましょう。
例 自分の話をしたら会話が途切れて、下を向いてつまらなそうな顔をするだろう
それで実際に話して予測通りになるか確かめてみます。
大体の結果は予測通りにはならず、自分が考えすぎだったことが実感できます。
その他雑談系でお困りの人はこちらの記事を参考にしてください。
対人恐怖症で飲み会が苦手な人は上記のようなことで困ることが多いかと思います。
行きたくない飲み会に行く必要性はありませんが、行きたいの行けないって人は克服することで飲み会が楽になりますよ。
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