浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。
心の病気の方の家族の相談を受けることがあります。
よく聞かれるのは言い争いが多くなることです。
「あなたのここが問題だ」
「ちゃんと治療しなさい」
など言ってもうまくいかないものです。
どんどん関係が悪くなっていき、症状も悪化していきます。
これはコミュニケーションの方法がマズイことが一因です。
家族もそうですが、心の病気の本人も同じように関係がまずくなるようなコミュニケーションをとっているものです。
この記事では家族問題が起こったときに、どのようなコミュニケーションをとっていけばよいのか?どういうところに気を付けていったらよいのか?について説明します。
紹介する方法はアルコールなど依存症の家族トレーニングに使われているものですが、依存症関係なく、実践することで問題がスムーズに話し合われやすくなります。