浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。
睡眠時間も十分なのに朝スッキリ起きられない。
起きても眠いからついつい布団に入ってしまう。
目覚まし時計をセットしても消してすぐに寝る。
気づいたら「こんな時間!」とあわてていませんか?
そんな人がスッキリ起きるために工夫できることがあります。
できるだけ気合いとか精神論抜きのことを4つ挙げてみました。
目覚めが悪い人は試してみてください。
人は朝日を浴びると目覚めがよくなりやすいです。
よく言われていることなんで知っている人も多いかと思います。
この原理を応用しましょう。
例えば、カーテンを少し開けて寝るとか。
朝日を自然に浴びて目覚めがスッキリしやすくなります。
ただ私がやってみたところ、確かに早く起きられるのですが、夏なんかは日が出るのが早いので早く目覚めすぎるようになりました・・・。
朝早く目覚めて困る人にはおススメできないかもしれません。
ちょうどいい時間を見計らって自動に開いてくれるカーテンがあるといいですねー。
スヌーズ機能を使って起きた5分後にまたアラームがなるって設定していませんか?
しかし、この機能を使うと目覚めが悪くなるという調査結果が多いようです。
また、目覚ましがなってもまた寝てしまう癖がつくので、目覚ましで起きにくくなる可能性があります。
同じようなことで、目覚ましセットしているけれど、結局最後は家族に起こしてもらっている人は、目覚ましで起きないクセがついているのではありませんか?
そんな人は目覚ましが鳴る=起きる、というクセをつけるためにも、スヌーズは使わないで起きることをおススメします。
目覚まし時計を近くに置くと消しやすい反面、そのまま寝やすいです。
このためベッドから離れた場所に目覚まし時計をおくようにしましょう。
ただし、目覚まし時計が遠すぎると、音が小さくなり起きられません。
近すぎず、遠すぎずの場所がいいですね。
目覚まし時計を遠くに置いて止めてもまたベッドに戻ってしまう人も多いです。
これを防ぐためには、起きてすぐに何をやるか具体的決めておきましょう。
シャワーを浴びる、水を飲む、コーヒーを入れる、など。
簡単にできるもの、やった後に気持ち良いとかスッキリするとか、そういうものだとやりやすいでしょう。
習慣がつけばベッドに戻るクセを変えていきやすくなります。
うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は浦和すずのきクリニックの受付、 または電話048-845-5566で「カウンセリングの予約」をして下さい。
他の病院に通院中の方、どこにも通院されていない方でもカウンセリングは受けられます。