時が経つのを早く感じる心理 ネガティブな人用

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

「もう今年も半分すぎたのか。早いなぁ」

こんな話題が出ませんか?

なぜ人はこんなに時間が過ぎるのが早く感じるのか?

その理由について書いていきます。

特に時間が早く過ぎると感じるのをネガティブに考えている人は参考にしてください。

時が過ぎるのが速いと感じる理由の一つは、変化の少ない生活を送っていること。

新しい体験をすると記憶に残りやすいです。

嫌なこと、楽しかったことは覚えていますよね。

それが毎日同じパターンで過ごし、良くも悪くも新しいことを経験していかなくなると、忘れやすくなります。

このため時間が早く過ぎていくと感じられやすいのです。

若いころは新しいことの連続であったのが、年齢が上がるごとにパターン化された生活になることが多いでしょう。

もちろんそれは悪いことではありません。

平和な暮らしをしている、とも言えます。

しかし、「このまま流された生活をしていくのがなんか嫌」という人はこの状況を変えていくと良いです。

やり方は簡単。

新しいことを試していくと良いです。

・新しい店にいく

・新しい人に会う

・新しい場所にいく

など、これまでと違った選択肢をとるのです。

おそらく最初は良くても億劫と感じてもとに戻る人が多いでしょう。

継続して新しい選択することって結構大変。

しかし、新しい経験を選択することは不安に強くなり、楽しい生活につながる可能性を高めてくれます。

参考記事

カウンセラーの私も実践!不安に強くなり生活が楽しくなる方法

また、経験したことを覚えている人ほど幸福度が高いそうです。

だから新しいことを選択する生活ほど幸福になるかもしれません。

もちろん楽しい経験でしょうけど。

時が過ぎるが早いって感じる人は、意識して新しい選択をしてみてはどうでしょうか。
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