疲れているのに眠れないと思ったらやるべきこと

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

睡眠の質をあげるためには昼間動くことが大切です。
ずーっと家にいて何もしないで夜眠れないのは当然。

ですから昼間活動することがおススメです。

しかし活動して疲れていても眠れないことありませんか?
せっかく動いたのに眠れないとちょっとがっかりしますよね。

こんな時どうすればよいのでしょうか?

眠れなくてもそのまま活動量は増やしつづけるべし

活動して眠れないことがあっても、そのまま続けるべきです。
運動習慣のある人は睡眠の質が良くなる傾向はあります。
たった何回か眠れないことがあっただけで運動を止めてしまうと、もっと眠れなくなるでしょう。
悪循環の一つを断つものとして、日中の活動は継続することが必要です。
また不眠になっている人はウツっぽい人が多いです。
運動はうつにもよいですし、あーでもないこーでもないと解決しないことを考えるのを防いでくれるのでおススメです。

また眠れない原因は活動量一つだけではありません。
不眠になりやすい習慣が他にもあり影響している可能性があります。
例えば、眠れないのにベッドにいて数時間ゴロゴロするのはよくある不眠のもと。
こういう時は、ベッドから出て他のことをしていくとよいのです。
こちらによくある不眠の原因への対処方法について書いたのでご覧ください。
眠れない人が対処すべき6つのポイント

まとめ
睡眠を改善していくのは、生活習慣を変えるようなもの。
昼間の活動量を増やすのはその一つ。
短期的な結果を求めると、安易な方法に飛びつき、結果的に不眠に悩みます。
少なくとも2~3ヶ月は忍耐強く生活習慣を変えていきましょう。
上手くいかない時は相談しにきてくださいね。

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