浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。
最近歯医者に通いだしました。
虫歯治療だけでなく、歯石を定期的にとってもらおうかなぁと。
どうも歯医者は痛いのと、保険外の治療とかをすすめられることが多い(はっきり断りますが)ので苦手なのです。
しかし、心も体もメンテナンスが大事と思い通うことに。
歯医者では、固定され、光を浴びせられ、口をあけ続けます。
パニック障害の人が不安で回避する代表的な場面ですよね。
一番は「逃げられない」という感覚でしょう。
「逃げられない」と意識した途端、ドキドキしてきませんか?
そういう逃げられない感覚に慣れてパニック障害を克服するには、歯医者さんは良い練習の場です。
通いだすとだいたい1~2週間に一回はいきますからね。
もちろん、何の対処方法もわからず行ってもつらいだけですので、パニック発作に慣れてからいくことをおすすめします。
対処法はこちらの記事を参考に。
・電車に乗れるようになってもパニック障害がよくならないワケ
歯医者さんでのコツは、ドキドキや怖いって感覚だけに集中しないでおくことです。
そのためにも見えるもの、聞こえるもの、感じるもの、に注意を向ける練習があります。
やり方はこちらの記事など。
・吐くことが怖い そんな時の対処法
気をそらすのとは違うのでご注意ください。
あと歯医者さんに行く前に頓服使用して安心している人もいますが、それをしているうちは克服できません。
「薬のおかげでやれた」としか思えないのです。
関連記事:・パニック障害の方 手ぶらで外出できます?
歯医者さんはハードル高いって人は、同じように逃げられない、固定される場面で練習すると良いです。
美容室、満席の映画館、大きめの観覧車、遊園地のアトラクションとか。
やり過ごせる自信がついたら、歯医者さんに挑戦しましょう。
少しずつ練習していく方法についてはこちら。
・広場恐怖の克服方法 パニック障害の治し方
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