浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。
子どもに勉強をさせるにはどうしたらよいか?
親ならば悩むところです。
言われなくても勝手にやってくれるのならば悩むこともありません。
しかし、そんな進んで勉強なんてしたくないですよ。
それでも、どうしても子どもに勉強してもらいたいって人向けに効果的な方法をご紹介します。
大人の方でも資格の勉強とか続かない人いますよね。
「どうやったら勉強が続くの?」って人にも参考になるかと。
「勉強しなさい」は逆効果
研究でわかっていることは「勉強しなさい」と命令することはほとんど効果がありません。
私も親から勉強しなさいって言われたら、反発して逆にやらなかった記憶があります。
じゃぁ、言われなかったらやっていたか?というと、それもまた微妙ですが・・・。
どちらにしろ「勉強しなさい」と伝えるのは効果がないだけでなく、お互いにイライラする結果となり良いことはありません。
では効果が高かいのは何か?
以下の2つだそうです。
・勉強の時間を決めて守らせている
・勉強を見ている
やる時間を決め、さらに守らせるために見守って、やらざるを得ないとやる。
普通の結果なんですけど、これをやろうとする人は少ないでしょう。
手間暇がかかりますからね。
「そんなのやってる暇ない」って思う人も多そうです。
でも、一番効果があるんです。
特に高学歴の親ほど「勉強は言われなくてもやるもの」って思いがちです。
しかし、やりたくないものはやりたくないんですよ。
面倒でもじっくりかかわって勉強を見るのが一番、ってことです。
日本では母親だけに育児が偏ります。
勉強をみるのは母親だけでは大変。
父親、祖父母、塾、近所の人、兄弟とかいろんな人を巻き込むと良いです。
これを応用するなら大人で勉強する人は、勉強をいつやるか具体的に決めて、だれかに勉強を見てもらうとか、一緒に勉強するとかするとうまくいくかもしれません。
ついつい「言って聞かせよう」って思いがちな人はこの記事も参考にしてください。
人間関係で大切なこと
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