浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。
食事スピードはゆっくりしましょう、って言われますけど難しいですよね。
少し意識できてもすぐに早くなってしまいます。
過食症の人は食事スピードが速くなりがちで、さらに過食に拍車がかかります。
30回は噛みましょうって言われているけれど、回数数えているにも退屈なんですよね。
そんな人におすすめなのが、食レポをしながら食べることです。
彦摩呂になったつもりで食レポやってみよう
食レポといえば彦摩呂さん。
彦摩呂さん曰く、肉を食べる場合、赤身と脂身の比率が美しいとほめるとのこと。
そういう細かいところまで見て味を表現するわけです。
食レポって単に「おいしい~」だけじゃななく、見た目(赤身と脂身の割合がうつくしい)、におい(○○の香ばしいにおいが)、噛んだ時の口の感覚(口の中にはいった途端とけてなくなる)、味はどんなものか(旨みがちょうどよい)、どんなことが頭に浮かんできたか(茶わん蒸しの構造改革や~、ちゃんこ鍋の横綱や~)をレポートしますよね。
やってみるといつも食べているものでも新鮮に感じられますよ。
結果的に食レポをするつもりで食べていくと、とってもゆっくり食べることとなります。
意識しながら食べるので「食事したー」って満足感も得られます。
一食を一食を大事に食べることにつながるんですよね。
「今やっていること」に注意が向くので、不安なことを考えながら食べている人は、考え込むことが減りますし。
食事スピードが速いなぁって思っている人は挑戦してみは?
継続するのが難点なんですけどね・・・。
食レポ日記みたいなの書けば継続できるかも。
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