浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。
パニック障害になると運動を避ける人がいます。
運動をするとドキドキして「パニック発作が起こるのでは」と不安であったり、過度に体を大事にしてしまう傾向があったりするから。
体を休めてもパニックは良くならないんですよ。
逆に、
動かなくなる→自宅にいて嫌なことばかり考える→気分が落ち込む→パニックの悪化→動かなくなる・・・の悪循環に陥りやすくなります。
パニック障害の人がうつにもなりやすいのは動かなくなるのも理由の一つでしょう。
このためパニックの人に運動をおすすめします。
ドキドキが怖い!って人も、運動していることでドキドキに慣れてきます。
パニックの治療にもなりますし。
「発作がおこったらどうするの?」って不安ですよね。
そもそもパニック発作って、100%何もしなくてもいつかは収まります。
それを何度も経験していくうちに不安感も少なくなるんです。
あと運動は気分を改善する効果もあるっていわれています。
「やる気がおきないから動かない」ではなく「やる気を起こすために動く」が大事。
パニックの症状だけでなく落ち込んだ気分も改善するので、運動はおすすめですよー。
運動さけたり落ち込んでいたりするパニックの人はこちらの記事も参考にしてください。
体調管理をしないことがパニック改善につながる!
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