浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。
シルバーウィークに実家に帰省。
その時父から「最近3時間くらいで起きて眠れないんだよ」って言われました。
よくよく生活をみると「こりゃ、眠れないわ」と思う習慣ばかり。
改善アドバイスはしましたが、あんまりやりたくないようす。
まぁ、仕方ないか。
身内の言うことなんて聞きたくないものです。
お医者さんに言われると多少やる気になるようですが、内科のお医者んは睡眠薬出して終わりそうだからなぁ。
さて、今回父との会話で私が見つけた睡眠に悪い習慣。
睡眠に悩む多くの人にもあてはまりそうなので、当てはまる人は改善しましょう。
昼間動いていない
仕事を引退して数十年。
自宅にいて、庭を見て、PCでネットをみる生活。
明らかに動きが足りません。
ある程度動いていなくて眠くならないのも当然っちゃ当然。
運動習慣がある人の方が睡眠っていいんですよ。
昼寝が多い
夜眠れないからといって、昼寝で補う。
これも夜眠れない要因の一つになっていそうです。
きついかもしれませんが、眠れなかった翌日は、昼間おきていないと夜に眠れません。
昼間は多少なりとも動いて眠らないようにしましょう。
夜中目覚めたらネットサーフィン
光刺激は眠れなくさせます。
ましてや頭を興奮させるようなことは。
あまり興奮しない読書や音楽鑑賞くらいにしておいた方がよいです。
眠れない人は事前に何をするか決めておきましょう。
昔と同じように眠れないとダメと思っている
年齢を重ねると眠れなくなってくるんです。これも老化。
「昔より眠れない」って思っている人は注意です。
老化を受け入れる・・・って言葉が抵抗ある人は年代なりの過ごし方をするようにするってことが大事。
例えば以前は寝付きもよく、朝までぐっすり8時間は寝ていた。
それが今や途中でおきて、トータルで5~6時間・・・って、結構ねてるじゃない!
歳をとると昔のように眠れなくなることを知らないと、「大変だ」ってなってしまいます。
10代や20代の頃と比べてはいけません。
だんだん体は変わっていくのです。
あと眠れない日があるのは当たり前。
昔と比べず、昼間の眠気で困らなければOKくらいにしておきましょう。
継続することが睡眠を改善する最大の難関
今回のアドバイスは、睡眠の基本的知識です。
ここで問題が発生するとすれば「運動もして、昼寝もせず、夜中に起きた時読書もしたけれど、よくなりません」ってもの。
「どれくらいやりました?」と聞くと「2~3日」ってことがほとんど。
こういう睡眠習慣は1~2ヵ月続けないと効果は出てきません。
地道な努力が必要なんです。
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