浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。
過食をしないようにしよう!
食べ過ぎないようにしよう!
過食症の人でなくてもなかなかうまくいかないものです。
「意志の力」には限界があります。
気の持ちようだけではどうにもならないものです。
気持ちで行動が変えられない時はどうしたら良いのでしょうか?
こんな時は過食できない環境づくりをしていきましょう。
環境作りの5つのポイントについて説明します。
①自宅に食べ物を置かない
単純なことですが、これがやれない人が結構難しいって言う方が多いです。
目の前にある食べ物を我慢できないなら、食べ物をおかない環境をした方がラクです。
食べ物を置かないのはいちいち買いにいかなきゃいけないので面倒といえば、面倒。
そこも狙いです。
お菓子や作り置きのものを置かないように家族にも強力してもらいます。
②空腹の時に買い物をしない
何も食べ物を買わないワケにはいかないでしょう。
食べ物を買いに行くときは、空腹の時を避けます。
空腹だとついついあれもこれも食べたい!って考えますからね。
できるだけ満腹の時に買いに行くと、買いすぎを防ぐことができます。
③寄り道を防ぐ
ついつい寄ってしまうスーパーやコンビニを避けるようにしましょう。
そうすることで買いたくなってしまうのを防ぐことができます。
帰り道にコンビニがあるならば、目の前を通らない道を通るとか、エキナカは通らないようにするとか。
④過食できない予定を入れてしまう
過食したくなるような時間帯に予定を作っておきましょう。
テレビや読書だと食べながらできてしまうので、外出して人と会う、運動する、家族と話す、誰かと電話するとか、過食と同時にできにくい事をやった方が成功しやすいです。
⑤歯をみがいちゃえ!
食事をしたら、できるだけ早く歯を磨いてしまいましょう。
なんとなく食べる気が失せませんか?
歯みがきは食後少し経ってからの方が歯に良いのですが、過食を防ぐならそんなこと言ってられない!って人はやってみてはどうでしょか?
いかがでしたか?
意志の力はそれほど強くありません。
過食や食べ過ぎを我慢するのではなく、過食をやりにくい環境作り。
試してみてください。
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