浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。
年末でお仕事が休みの人が多いかと思います。
この時期にありがちなのが、生活リズムの乱れ。
健康な方ならリズムが乱れてもそれほど問題はありません。
しかし、不眠がちとか、体調があまり安定しない人は、症状の悪化につながるので注意が必要です。
いつもと同じ位に寝て、おきるのが理想的です。
でも・・・年末くらいは夜更かししたい!
まぁ、乱れたくなる気持ちもわからなくもありません。
そんな生活なんか送っていられるか~!と思いません?
面白そうな番組もやっているし、久しぶりに会った親戚や友人とお酒を遅くまで飲んでいる人いる人もいるでしょう。
私なんかは夜になると活動的になります。
ついつい夜更かししてしまう。
いけないことですが、たまにはねぇ。
年末年始くらい夜更かししたい。
そんな人は最低限のポイントを抑えておくと、不眠や体調の悪化を防ぎやすくなります。
夜更かししても生活を乱れさせない3つのポイント
①起きる時間を遅らせるのは2時間まで
いつも6時に起きている人は8時までには起きるようにしましょう。
仮に夜更かししていても。
リズムの乱れを最小限して、正月明けに戻しやすくなります。
②眠くても昼寝はできるだけしない
眠いからといって昼寝を何時間もすると、夜眠れなくなります。
昼夜逆転にきっかけになりやすいので注意しましょう。
どうしても眠い場合は15時前の30分以内までに昼ねをすると夜の睡眠への影響を少なくできます。
③昼間ゴロゴロしすぎない
食べて、飲んで、寝てを繰り返す。
至福の時かもしれません。
私は大好きです。
しかし、不眠がちの人には逆効果。
昼間ゴロゴロしていて夜眠れないのは当たり前。
昼寝をしすぎないためにも、少しでも外出したり、自宅でも何かをした方が良いでしょう。
その日の気分でやることを決めず、予定をいれておくのがコツです。
気分で決めると「寒いし、面倒だからゴロゴロしよう」となりますから。
これらの3つを実践するだけでも、生活リズムを戻すことが楽になります。
ココロと体の調子を保ちながら、良い年末年始をお過ごしください。
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