浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。
選挙日です。
投票所に最初に並んでいる人は投票箱がカラかどうかを確認する役割があるんです。
一度はやってみたい!と思い6時45分に到着。
そしたら・・・先着が・・・。
ライバルは高齢者かと思っていたら、iPhoneで音楽を聞いている若いお兄さん。
遅かったか・・・と思っていたら、最初の二人が投票箱を確認とのこと。
早起きしたことがむくわれました。
投票箱の確認って結構テキトーで、中途半端に見せてハイ、おしまいって感じでした。
う~ん、これでいいものだろうか。
投票箱にいれるくらいは一番になりたい!と思い、一番に投票用紙を投入。
くだらないことで自己満足を得ています。
選挙いきましたか?
どんな基準で投票する候補者を決めました?
政策を見て決めるって人もいますよね。
しかし、政策で決めているのではなく、外見で決めているかもしれませんよ。
イヤイヤ、そんなハズはないって思っていませんか?
心理学の研究では外見が魅力的な人はそうでない人より票を獲得しやすいという結果が多数あります。
しかも投票した人は外見は影響していない、と話すそうです。
つまり、自分は意識していなくても影響を受けているのです。
「私の好みでないし」って思っていても。
ハロー効果といって、一つ良いところがあると他の部分も良く見えるってやつです。
政策が良いから支持するのではなく、外見が良いから政策が良く見えているのかもしれません。
問題点があっても「それはあるかもしれないけど・・・でも・・・」と良いところを探します。
ちなみに外見の良さについては例外あります。
競争相手であった場合は、印象が悪化するとのこと。
恋敵の外見がよかった場合とか。
政治に限らず何か思い当たることはありませんか?
同じ問題をおこしても、この人は擁護されるのに、この人にはきついとか。
・・・といっても意識的にはわからないので思い当たらないことが多いかもしれません。
もともとの支持政党がある人は別ですが、政策などで決めていると思っている人は影響を受けているかもしれません。
まぁ、外見は関係なく当選している人もいますけど(すみません)。
美男美女ばかりの候補者を集めたら政権とれるかもしれないってことか。
選挙速報を見る時は当選した人と落選した人の外見の魅力を比較してみると新しい選挙の一面がみられるかも!?
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