浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。
知人の披露宴に出席。
行ってみたら自分の知人はゼロ。
披露宴は2時間半。
こんな場面が苦手な人いません?
先日、私がこの状況に直面しました。
知らなくても両隣の人とおしゃべりをしましょう、がマナーとなっています。
私はソコソコのおしゃべりをしていたらあっという間に終わりました。
知らない人とのおしゃべりがとっても苦手な人はクセがあります。
対人恐怖症や社交不安の人なんかあてはまりますよね。
そのクセを振り返って、変えていくと良いかもしれません。
①話している時に「次はこれを話そう」と考えている
頭の中で「これを話そう」と考えすぎる人は会話に集中できてません。
その結果会話が一方的になり、会話をしたあと疲れやすくなります。
「何を話そうか」を考えるのはほどほどにしましょう。
②面白い話をしなくてはいけないと考えている
雑談の9割がどーでもよい話といわれています。
「オチ」をつけなくてはいけない、面白い話をしなくてはいけない、は思い込み。
③沈黙があってはいけないと考えている
沈黙になると不安で話し続けるって人いません?
それって疲れます。
ソコソコ会話する努力は必要かもしれませんが、話すことがなければある程度無言の場面があっても良いのです。
会話が気になっている人は相手から「つまらない人」とか悪く思われていると考えます。
しかし、自分が考えているほど他人は自分に興味がありません。
あとで「あの人つまらなかったね」など噂話をしているのではと考える人もいますが、噂話をする前に興味がないので忘れ去られます。
だから仮に会話が盛り上がらなくても気にする必要はありません。
むしろ無理やり話している感じだとお互い気まずくなってきます。
まして次に会う可能性が低い場合はソコソコ程度でヨシとしましょう。
それほど相手も気にしていないものです。
私も最初不安はありましたが、披露宴を見ているうちにあっという間でした。
披露宴に限らず、飲み会やパーティの時に雑談が苦手な人にもあてはまりますのでクセを変えていきましょう。
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