浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。
先日の夜のこと。
なかなか眠れそうもない!
と・・・ひらめきが!
せっかくだからこのことをブログで書こう!
しかし、〇〇したら眠れました!って優等生的な記事を書いてもつまらない。
じゃぁ、その逆をやっちゃえ!
ってなわけで〇〇しちゃダメって言われていることをやったら本当に眠れないのか?
実際どうなるのかをやってみました。
①ベッドに長くいると本当に睡眠の質は悪くなるのか?
眠れないのにずっと寝床にいると睡眠の質が悪くなるし、ベッド=眠れない場所とインプットされてしまうので、眠れない時はベッドから出なくてはいけないのです。
実際にやってみるとそうでした。
ベッドがなんか居心地が悪く感じました。
だけれど夜だしベッドから出るのも面倒くさい。
こんな感じで眠れなくなるんですね。
②時計を見るともっとあせって眠れなくなるのか?
眠れない時に時計をみると「今〇〇時だ、どうしよう」とあせって眠れなくなります。
不眠の人は時計を見てはいけないのです。
実験ですからねぇ・・・早速見てみました。
眠れない時って今何時か気になりますね。
そもそも何時かチェックしてなんかメリットってあるのかぁ、って考えると・・・ないんですよね。
やはり時計を見ない方が良いです。
③夜に光刺激は本当に良くないのか?
夜にスマホやテレビなど光刺激は良くないと言われています。
光刺激は覚醒させるからです。
確かめるためにスマホで動画を見てみました。
結果はやや覚醒した印象でしょうかね。
見る内容にもよるかもしれません。
ついでに。
眠れない翌日「ものすごく大変な一日になるのでは」と不安になる人もいます。
睡眠不足を補おうとして昼寝をすると昼夜逆転になりやすいので、眠れない翌日は日中起きている方が良いのです。
昼寝をせずに昼間動いてすごしたらどんな風になるかも試してみました。
まぁ、休日ということもあるのかもしれませんが、頭はややぼーっとして、疲れ気味ではあるものの読書・勉強・買い物・会話など問題なくこなせました。
だから眠れない日があってもそれほど怖がる必要がないのですよ。
以上の結果です。
身体をはった実験。不眠の人は真似しちゃですよ。
やっぱり睡眠のルールは守った方がいいかなっと実感しました。
睡眠のルールを知らない人も結構多いのでこのブログの「不眠」のカテゴリーを参考にしてください。
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