浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。
寝る前になると嫌なことをあれこれ考える。
けれど、全く解決しない。
気が付くと眠れないで朝を迎える。
なぜ夜になるとあれこれ考える割に解決しないのでしょうか?
理由の一つは夜になると考える能力が落ちるから。
人の考える力は一日の中で一定ではありません。
体力と同じで脳も使っていると疲れるのです。
一日の疲れがどっとたまっている夜はとっても疲れています。
少し酔っぱらっている時の脳の状態と同じ言われているのです。
だから夜にあれこれ悩み事を解決しようとするのは逆効果となります。
夜になると、よく喧嘩をしてしまう、ネットショッピングをしてしまう、将来のことをあれこれ心配してしまう、あれこれやろうと思ってしまいません?
これは考える能力が落ちているため、自制心が効かなくなっているためかもしれません。
大きな買い物、重要な話し合い、心配事の解決などは、リストアップだけしておきましょう。
寝てゆっくり脳をやすめた後で、翌日考えるようにしましょう。
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