浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。
「一度パニック障害が良くなったけれど、またダメになりました」
そんな話を聞くことがあります。
なぜそうなるのでしょうか?
話をよくよく聞いていくと
「良くなった」ということではあったけれど・・・
「快速電車は乗らないようにしていた」
「苦手な場面は行かないようにしていた」
ということがあります。
ここが問題。
嫌なことを避けていたから安定していただけになっています。
それは「良くなっていた」とは言えないのです。
このような状態の人も良くなっているとは言えません。
・苦手な場面にお守り代わりの頓服薬を持ち歩く、薬を忘れたら不安で仕方がない
・水、スマホがないと不安
・誰かが一緒じゃないと不安
なんとか不安をごまかしているだけで、克服しているとは言えません。
回避をしている・調子が良い時はいいけれど、きっかけがあるとすぐに戻ってしまいます。
良くなったり悪くなったりを繰り返しているパニック障害の人は苦手なものから逃げていないか、ごまかしていないかをチェックしてみましょう。
うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は浦和すずのきクリニックの受付、 または電話048-845-5566で「カウンセリングの予約」をして下さい。
他の病院に通院中の方、どこにも通院されていない方でもカウンセリングは受けられます。