何度確認してもやめられない

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

確認強迫の人は、ガス、ドア、水道、コンセントなどを何度も確認してしまいます。

確認しないでいこうとすると「あれ、さっきドアしめたかな」となります。

確認して安心しますが「自分が見たことは本当にあっているのかな」と確認します。

それを何度も繰り返すのです。

じ~っと、ドアなど不安な場所をみても、不安はなくなりません。

逆にもっと不安は強くなるんです。

こういう人は記憶を頼りにしても無駄です。

いくら記憶しようとしても、記憶が自信がなくなっているのです。

あとで頭の中で自分の記憶をたどってはいけません。

も~と、不安になって戻りたくなります。

時々「自分は記憶力がダメになったんじゃないか」と思う人もいるくらいです。

もちろんそんなことはありません。

治れば大丈夫になってきます。

確認強迫の人は自分の記憶に頼らず、確認しないで不安に慣れていくことに集中しましょう!

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