浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。
雪で電車が止まったり、車が動けなくなったりしているのがニュースに流れていますよね。
パニック障害の方はこういうニュースを見て不安になっていませんか?
「閉じ込められたらどうしよう」
と。
電車に乗ったり、高速道路にいったりするのが怖くなりますよね。
しかし、不安は避ければ避けるほど強くなる性質があります。
だから避けないで練習する必要があるんですね。
この時に注意しなければならない点の一つ。
不安が下がるまで不安にさらされ続ける、ということ。
不安が強くなってきたからといって途中でやめると不安はもっと強くなる可能性があります。
だから、途中で電車を降りたり高速のパーキングに寄ったりしていると、快速電車に乗れなくなったりパーキングまでの距離があるところがいけなくなるのです。
「不安になったらやめればよい(降りればよい)」と思ってやっているとうまくいかないことが多いでしょう。
もちろん最初は一駅のるとかハードルが低いところから練習して構いませんが、そこで止まっている人を結構みかけます。
十分な時間不安にさらされないとなかなか克服できません。
どれくらいの時間がよいかに正解はありませんが、基本的に不安の度合いのピークが100だったとしたら、ある程度下がるまで(30くらい?)はやってみましょう。
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