「 2014年01月 」一覧

医療費控除とカウンセリングについて

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

以前も書きましたが、この時期になるとよくある質問なので再度書きます。

「カウンセリングは医療費控除の対象となりますか?」

というもの。

答えは

医療費控除の対象となりません

注意しましょう。

これはどこの医療機関のカウンセリングでも同じです。

カウンセラーがやっているカウンセリングは健康保険の対象外です。

時々「健康保険でやっているところがあるよ」というところを聞いたことがあるかもしれません。

それはカウンセリングの前後に医師の診察を挟んでいるといったパターンが一つです。

医師の診察料を払っているだけ。

つまり実質タダでカウンセリングをしていることがあるです。

明細をみるとカウンセリング料なんてないはず。

「再診料」「通院精神療法」というものはあるかもしれませんが、それは医師が診察した場合のみです。

「認知行動療法も保険が効くと聞いたのですが」
という質問もあるのですが、それも「医師がやった場合のみ」です。

もしも医師の診察なしでカウンセラーにしか会っていないのに健康保険が効いて診察料をとっている場合、その医療機関が違法なことをしている可能性が高いのです。

うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は浦和すずのきクリニックの受付、 または電話048-845-5566で「カウンセリングの予約」をして下さい。
他の病院に通院中の方、どこにも通院されていない方でもカウンセリングは受けられます。


田舎暮らしをしても心の病気にはなる

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

Uターンラッシュに巻き込まれている人も多いですよね。

疲れを残さないよう、ゆっくり休んでくださいね。

今回は「田舎暮らしと心の病について」

よく心の病気になった時に
「田舎暮らしをすれば、のんびりできて心の病気にならないのでは」
と思って、田舎暮らしを考える人も多いようです。

それは一度考え直した方が良いです。

「田舎暮らしが精神的な病から遠ざける」
「田舎暮らしをしていれば心の病気にならない」
というのは誤解です。

意外にこの誤解をしている人が多い。

私の印象ですが医療関係者でも結構思っている人が多いような気がします。

田舎暮らしをしていても心の病にはかかります。

悪化する人は悪化します。

どうすればその人が安心してのんびりできるかは違います。

休暇で行くのと住むのとでも違います。

だからイメージだけで環境を変えるのは危険です。

どんな環境が安心するのか、治療的なのかを本人目線で考えていきましょう。

うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は浦和すずのきクリニックの受付、 または電話048-845-5566で「カウンセリングの予約」をして下さい。
他の病院に通院中の方、どこにも通院されていない方でもカウンセリングは受けられます。


東北の冬とうつ

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

あけましておめでとうございます。

みなさん、どのようにして年明けされましたか?

私は青森の実家に帰省し、1月1日に埼玉に戻ります。

バタバタです。

写真 1

写真の通り青森といってもそれほど雪が降る地域ではありません。

どうも青森は雪深いというイメージがあるようです。

そういう地域もありますが、そうでない地域も結構あります。

スキー場が近くになかったのでスキーをやったことありませんでしたし。

東北の冬と言えば冬季うつ病なんかが取り上げらることがあります。

いろんな要因が絡んでいるようですが、メンタルヘルスを保つ上でやることは同じです。

規則正しい生活、
適度な運動、
孤独にならない、
など。

ちょっと冬になってうつっぽい人は気を付けてくださいね。

今年は1月4日(土)から、クリニック、カウンセリングとも開始となります。

今年もよろしくお願いします。

うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は浦和すずのきクリニックの受付、 または電話048-845-5566で「カウンセリングの予約」をして下さい。
他の病院に通院中の方、どこにも通院されていない方でもカウンセリングは受けられます。