浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。
自分が心の病気になった時、家族の対応に疑問を抱く人がいます。
今回取り上げる例として
「家族が病気について調べてくれない。どうでもいいと思われている」
といったパターン。
「家族ならば心配して病気について調べるべきだろう」という考えがあるようです。
「家族ならもっと病院を調べるとか病気について調べるとかするべきじゃないの!」って主張していくと事態は悪化していくことが多いでしょう。
実際にご家族の方にお話しをうかがうと、
「ある程度は調べたけれど、どうしてよいかわからない」
「どうしてよいか分からないからそっとしてあげていた」
「自分なりに気をつかっていたつもりなんだけど・・・」
とおっしゃる方がほとんどです。
きちんと相手のことを考えています。
つまりコミュニケーション不足なことが多いのです。
話してみないとわからないもの。
落ち着いて心配ごとについて話し合うと、お互いに誤解が解けることもあります。
ただし話し合いのタイミング、心配ごとの伝えたかについてはちょっとしたコツがあります。
それは次回の記事で。
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