浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。
ニュースでちょっと目に入った記事。
「目力看板」神戸で大論争 放置自転車激減、効果抜群も「子供が泣く」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131221-00000531-san-soci
放置自転車への対抗策として人の目の写真を放置されそうな場所に設置した、という記事。
記事にも書いていますがこれは心理学でよく使われているテクニックなんです。
人の目の写真があるだけで「見られている」という感覚が働くというもの。
放置自転車の件については景観などの関係で賛否両論あるらしいのですが(そもそも放置自転車が多い方が景観に問題があるような・・・)、効果は抜群です。
ですから盗難が多い場所に人の目の写真をはりつけるだけでも効果があるのかもしれません。
目の写真はちょっと・・・という場合は、鏡でも同様の効果があるといわれています。
悪いことをしている自分の姿を鏡でみるだけでも効果があるらしい。
ということは・・・不安に挑戦するときや、ついついサボってしまいがち、人の目がないとやらないような行動をしそうな場所に目の写真や鏡をおいてそれを見るようにする、なんてことも応用できるのかも。
あ、これは心理学の実験では検証されていないので、自己責任でやってみてください。
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